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詩織=10分の1
官能リレー小説 - 二次創作

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詩織=10分の1 1

結城賢人(ゆうき けんと)はきらめき高校の男子生徒で、この度、3年生に進級した。学園のスーパーアイドル藤崎詩織とは家が隣同士の幼馴染で、幼稚園、小中学校とずっと一緒で、きらめき高校では3年連続して同じクラスとなった。
詩織は容姿端麗、学業成績優秀、スポーツ万能、品行方正と、校内中の男子の憧れの存在である。
賢人もかなりのイケメンでスポーツ万能、詩織には及ばないが学業成績優秀で、伊集院レイと校内中の女子の人気を二分する存在である。


放課後の科学部の部室。
「詩織!」
賢人の目の前で、詩織は手の平サイズの人形のように小さくなっていた。賢人が小さくなった詩織の身長をメジャーで測ってみると、寸法が10分の1に縮んでいた。
一体どうしてこのような事になったのか?

この日は一学期の始業式、新入生の入学式と、新学年の初日であった。詩織も賢人もこの日から3年生だ。2人は掲示板を見て、自分たちのクラスが共に3年A組であることを確認した。
「今年もまた同じクラスになったわね」
「ああ!よろしくな」
入学以来、詩織と賢人は3年連続で同じクラスとなった。2人は一緒に3年A組の教室に入った。

入学式と始業式の式典が終わると、全校生徒を対象に身体検査が行われた。
詩織の身長は、入学当初158pだったが、2年生になり立ての時160pで、そして、この日測ってみると162pだった。また、3サイズは、1年時85・56・85、2年時87・56・87だったが、この日の測定結果は90・56・88だった。

「結構いい身体してるわね」
身体のサイズを測り終えた詩織に声を掛ける者がいた。同学年で科学部所属の紐緒結奈だった。結奈は下着姿の詩織を舐め回す様に見つめる。

「そんな。結奈さんだって良い身体してるじゃない。」
「あら、そう。ねぇ、服を着たら科学部室に来てちょうだい。」
「ええ。いいけど。どうして?」
「来ればわかるわ。」
詩織は断る理由もないから科学部室に行くことにした。

そこへクラスメイトの片桐彩子が声を掛けた。
「ねえ詩織。この後、新体操部で模範演技を披露するんでしょう」
「あっ!そうだったわ」
彩子に言われ、詩織はこれからすぐ部活に出なければならない事を思い出した。

この日は身体検査を終えた後、各クラブ、新入生勧誘の為に活動することになっている。詩織は新体操部のエースで、この日、体育館で公開模範演技を披露することになっていた。

「結奈さん、そういうわけだから。部活が終わってから行くってことでどうかしら?」
「ええ。いいわよ。待ってるから必ず来てね」
「うん」

詩織は制服を着ると、検査会場となっている部屋を出て行った。

この時、結奈は特殊なゴーグルを装着していた。それによって、詩織は身体中の肌をキメ細かく観察され、下着やソックスといった、布地で覆われた部分も透視されていた事に全く気づかなかった。
結奈は詩織の身体中の表面を隅々まで見極め、痣や染み、傷や火傷の跡は全くないことを確認した。また、腋の下や陰部など、詩織の首から下には体毛が全く生えていなかった。

「(完璧だわ。詩織さん、私の最新の発明の実験台として最高よ)」
結奈は、詩織には身体的障害や基礎疾患は全くなく、健康状態は完璧といってよいほど良好であることを調べていた。


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