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凌乱のぐらんぶる
官能リレー小説 - 二次創作

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凌乱のぐらんぶる 1

国内でも僅かな、離島にある大学『伊豆大学』。青い海が隣接する抜群の環境だが、募集学生はじり貧状態だった。
そこへ、乗り出してきたある企業グループ。黒い噂が絶えない会社だったが、莫大な資金力を背景に、着々と買収を進めていた。

その中で、抵抗を続けていたのが、ダイビングショップ「グランブルー」を経営する古手川登志夫率いる地元グループ。
その懐柔工作の為、非道な計画を立案し、今夜決行すべく現れたのが、CEOの田渕と、その右腕の吉村だった。

ここ、「グランブルー」には、大学のダイビングサークル"ピーカブー"の学生達が、アルバイトとして常駐し、夜な夜な、酒盛りを交わしていた。
田渕と吉村は、この学生達を綿密にリサーチし、忠誠心の高いリーダー格の寿と時田意外の学生達を、卒業後のグループ企業への就職を餌に、取り込みを済ませていた。

「今夜は、オーナーと寿さん達は、会合と交渉で遅くなりそうですから」
吉村が、懐柔済みの学生達を集め、意味深な表情でギョロ目を剥く。
地元グループとの話し合いを、部下に任せ、なおかつ長引かせるよう指示を出し、CEOの田渕とともに、ここへ参加したのだった。

「君達も、今夜は存分に楽しんで下さい♪」
好色な薄笑いを浮かべ、学生達を唆す吉村。
「よ〜し!奈々華さんを、俺のモノに!」
「おっしゃあっ!千紗ちゃんのヴァージン頂くぜ!♪」
「遂に、梓のナイスバディを♪」
「俺は、ケバ子をじっくりと……グフフ♪」
それぞれの思惑を抱え、股間を滾らせる野獣学生達。
嵐のような凌辱劇の開演を、鍛え上げられた肉体を誇示し気を逸らせていた。

伊織と耕平を、いつものように酔い潰し、学内に放置した後、「グランブルー」に戻った学生達は、今夜の獲物の様子を窺う。
古手川奈々華(26)千紗(19)姉妹、浜岡梓(21)、吉原愛菜(20)の4人の美女達だ。
170pを越える長身でモデル並のプロポーションの奈々華。その妹で小柄だが、姉にはない美巨乳を誇る千紗。
165pB90W60H92のダイナマイトボディの持ち主梓。
大学でギャルデビューに失敗したが、素材と素顔は一級品の愛菜。
野獣学生達の性欲の標的としては、申し分ない美女達が、悪漢の奸計により、罠に堕ちようとしていた。

「また、伊織達、置き去りにされて」
呆れたように呟く千紗。
「ほんと、しょうがないわね」
奈々華が穏やかな笑みを浮かべ、ジョッキを傾ける。
「アハハ、いつになったら、服着て授業受けんのかな♪」
ケラケラ笑いながら、ジョッキを飲み干す梓。
「よく、風邪引きませんよね」
感心するように、首をひねる愛菜。
4人のジョッキとグラスに盛られた薬が、次第に怪しげな効果を発現させていく。

「ん?何だろ…?」「あれぇ…な、何?」「やだ…何か、力が…入んな」
意識はハッキリしているが、全身が弛緩したように脱力し始める、奈々華、千紗、梓、愛菜。

「Vamos!!」
困惑する4人の美女の前で、いつものダンスに興じる学生達。
だが、その股間にぶら下げた逸物は、バキバキに勃起し、反り返る様を、美女達に見せつける。


いつもの見慣れた光景だったが、学生達の目が、明らかに血走り、狂気を宿していることを察知する美女達。
自身の体の変調も加わり、狼狽し怯え始める。
「今晩は♪」「お邪魔しますよ♪」
頃合いと見て、顔を出した田渕と吉村。
「あなた達!」「何で……?!」
父と対立する男達の登場に、同様する奈々華と千紗。
「君達のお父さんが、中々頑固でねぇ」「仕方なく、強行手段を取らざるを得なくなりましてね、ムフフ♪」
好色な冷笑を浮かべ、美人姉妹を見下ろす田渕と吉村。ノースリーブのキャミにフレアスカートの奈々華と、Tシャツにショートパンツの千紗。
大きめのソファーに並んで座っていた美人姉妹に、田渕と吉村が挟んで座り込む。

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