PiPi's World 投稿小説

プリキュアの国の王様
官能リレー小説 - 二次創作

の最初へ
 6
 8
の最後へ

プリキュアの国の王様 8



※※
ゆかりと一緒に夕食をとり、ゆかりと一緒…ではなく一人で入浴すると、王様は3カ国巡りのことを考える。
(ラビリンスには改心した【綺麗な】ノーザが、メイジャーランドには女王アフロディテがいる。魔法界には、キュアマジカルことリコの母・リリアに、姉・リズ、ジュンたち補修メイトか。おっと、ソルシエールもいるな。…泊まるのが楽しみだ)
風呂から上がり、寝間着を着ると自分の寝室に入る。そして、薄紫色のパジャマ姿のゆかりと、ベッドの上で向かい合う。
「ゆかり、お前がセックスを制止してくれたおかげで、溜まっていた疲れが随分と解消された」
「どういたしまして」
「けど、変わりに性欲が溜まってしまった。責任とって、受け止めてもらうぞ」
「どうぞご自由に」

…1時間後、ゆかりはこの軽口を後悔することとなった。
「あっ、ああんっ!」
既にパジャマも下着も脱ぎ捨てて全裸になったゆかりの腰が、同じく全裸の王様から正常位で激しく突かれている。ベッドの外、床に敷かれた絨毯の上で。
「お、面白くないわね。…ひとを散々ベッドの上で犯しておきながら、床に放り出してまた犯すなんて、にゃっ、あああ!!」
ベッドの上で何度も、そして今また潰れそうなぐらいの力で揉まれ、ゆかりの豊かな乳房は真っ赤に腫れていた。
「まだ、そんな口が聞けるか。じゃあ、もっと突いてやらないとな」
王様はそう言いながら、今度はゆかりの太もも鷲づかみにすると彼女を持ち上げた。いわゆる駅弁スタイルだ。
「あああんっ!奥まで刺さってきたっ!!」
しかし王様は、3回だけ突き上げると、急に腰の動きを止めてしまった。
「………王様?」
「ふー、少し疲れたなー」
何だかわざとらしい口調で呟く王様に、ゆかりも彼と駅弁スタイルで繋がった状態とはいえ、一息つけるとホッとした。その瞬間!!
「……うあんっ!!」
王様が急に、腰の突き上げを再開した。
「一休みしたら、けっこう回復したなー。まだまだイクぜぇ!!」
「ず、ズルいわよ、あっ、ああん!はあっ、はああああん!!」
それからも、後背位に騎乗位にと、色々な肉体の交わりをさせられる、ゆかりであった。


※※
朝が来た。王様は何時になく爽やかな寝覚めを迎えた。
「うーん、これも、ゆかりのおかげだな」
隣を見ると、全裸でうつ伏せになったゆかりが、いつものクールさが行方不明になったような表情で、「うにゃぁ…」と呟きながらぐったりしていた。
抜けの性交は無理そうだと思った王様は、床から寝間着を拾って身につけ、使用人たちを呼び出すとゆかりの世話を任せ、自分は寝室を出た。浴室でシャワーを浴び、部屋着に着替えると居間で朝食をとる。
朝食を終えて少したつと、制服姿の少女が二人、居間に入ってきた。一人はゆかり。もう一人は春日野うらら。キュアレモネードに変身する者である。ちなみに、運び屋の少年妖精シロップと恋人同士。
「ゆかり、昨日からの当番、お疲れさん」
「ええ、本当に疲れたわ…」
「今日の当番は、うららか」
「よろしくお願いします、王様」


ゆかりが「…けだもの」と呟きながら居間を出ると、王様は執務室で報告書に目を通すことにした。

王様とうららが執務室に入ると、今日はゆりが不在のため、ドア近くの小さな机に報告書とタブレット端末が置かれていた。
王様は自分の席につくと、報告書に目を通したり、タブレットをパソコンに繋いで新聞記事を読んだりしだした。

SNSでこの小説を紹介

二次創作の他のリレー小説

こちらから小説を探す