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プリキュアの国の王様
官能リレー小説 - 二次創作

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プリキュアの国の王様 7

王様は少し考えた。
「止めとこう。覗いてることがバレたら3人の邪魔になるからな」
後に、めぐみが王様に「誠司とはるかが空き倉庫でセックスする動画」と「めぐみとはるかが(以下略)」をプレゼントした。その具体的な内容については…後日に語ろう。
「それに、少しやりたいことが出来たし」
「ヤりたいこと、じゃなくて、やりたいこと?」
王様は「そうだ」と頷くと、運転手へ中枢地区の自宅に戻るよう指示する。
「ぶたのしっぽ亭でトランプ共和国の話をした時に気づいたんだ。…俺、ここ3ヶ月ぐらい、何処の友好国にも行ってないって」
「そうだったかしら」
「それで、手始めに2日間で3か国を回ろうかと思うんだけど、どの国にするかを考えたくなったんだ」
「あらそう。…わたしはホープキングダムと魔法界がオススメよ」
「その辺は、執務室で各国のデータを見てからよく考えるよ」
※※
自宅に戻ってきた王様は、執務室に入って席につくと、王様専用パソコンを使い、各国のデータを引き出す。そして、来訪先候補のリストを作成していく。
ゆかりは応接用のソファーに腰かけ、作業に没頭する王様の邪魔をしないよう静かに、そして優雅にお茶を飲んでいる。
すると、王様に呼ばれて近くに寄る。
「ちょっと頭が疲れた」
そう言うと王様は、自分の頭部をゆかりの豊かで柔らかい胸に埋めた。それから少し経つと回復したのか起き上がり、作業に取りかかる。
そんなことを何回か繰り返してると、王様は「6カ国までは絞れたか」と呟き、ウーンと延びをした。そして、現時点での来訪先候補リストをタブレットとスマフォに複写した。
「どの国を候補にしたのかしら?」
「ああ、それは…」
王様はタブレットの画面をゆかりに見せる。

・パルミエ王国
・ラビリンス
・メイジャーランド
・ホープキングダム
・魔法界
・日本

「この6カ国から、さらに3つ絞るのね」
「そうだ」
王様としては6つとも全て回りたいが、この国の重要な超エネルギー・プレージャルの発生源たる自分が長期間、国を開けるわけにはいかない。かと言って、2日で6カ国を回ると慌ただしくなる。
久しぶりの外遊のため、無理は禁物と思い、2日で3カ国というスケジュールにしたのだ。
「とりあえず、2番目に訪れる国に泊まるつもりだ」
「なら、そこは慎重に選ばないとね」

 
そこから色々と考えて、ようやく考えがまとまる。

「ふぅ、王様も楽じゃないな。こんなもんだろう」

回るのはラビリンス・魔法界・メイジャーランドの順番だ。場所が異次元なので、比較的移動時間の手間を省くことが出来るはずだ。

他の場所も、いずれ回ることだろう。

すると、使用人から内線が入り、夕食と風呂の用意が出来たことを知らされる。
王様は、疲れた自分の頭では判断ミスもあり得ると思い、今日の仕事はこれまでとして、ゆかりと一緒に執務室を出た。

ぐーたらな王様ではあるが、彼なりに自国への責任感はあり、自分の判断ミスで同盟国からの印象を悪くすることは避けたいものだった。
王様は…

【オールスタープ国】

の君主なのだから。

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