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プリキュアの国の王様
官能リレー小説 - 二次創作

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プリキュアの国の王様 68

少し経つと、王様は気を取り直し、パソコンを操作する。
「さっきから、何をしてるんですか?」
「ああ、今度、他国を公式訪問しようと思ってな。一泊二日で、4ヶ国」
「へえ〜」
「1日目は、ラビリンスと魔法界。2日目は、メイジャーランドとパルミエ王国に行くことにした」
「えっ、パルミエ王国に…ココとナッツに会いに行くんですか!?」
「ああ。…よし、外務省に持っていく文書ができたぞ」
「てことは…」
「うん、午後は外務省に行って、さつきやゆりと打ち合わせだ」
王様は、パソコンの操作を止めると、う〜んと、イスに座ったまま背伸びする。
「さて、昼食はどうするかな?この邸宅の食堂でとるか、弁当を持っていって外で食べるか、いっそ外食するか……」
王様は少し考えた。
「よし、この邸宅で昼食とったら、マックスハート地区に行って、さつきへの土産を用意しよう。それから、外務省に行くとするか」
即位してから6年目、4月の第2月曜日の午後の予定を決めると、王様は昼食が出来るまでソファーで寝転がることにした。りんの膝を枕にして。
「王様、わたしの膝って、のぞみ達に比べて硬くないですか?」
「確かに、他の5人ほどの柔らかさはないが、これはこれで気持ちいいぞ」
「ありがとうございます」


※※※
フットサルで鍛えた膝を楽しんだ王様は、昼食をとると王様専用車に乗り、マックスハート地区へと向かった。
「あんっ……」
りんを膝の上に乗せて、その胸を制服の上から揉む。
「あっ、あんっ……これから、ベローネ学園に行くの?」
「いや、その前に寄っていく場所がある」
「ああんっ……どこです?」
「美味しくて優しい町……冬木市だ」

即位1年目の冬、美墨なぎさ(キュアブラック)の彼氏である藤村省吾に「タイガー」……ではなく「大河」という親戚がいて、「冬木市」という地名がマックスハート地区にあることを知った王様は、ものすごく狼狽えた。
『この世界って、Fateともクロスしてたのかよ。……ヤバい、ヤバすぎる』
それから情報を集めさせ、この世界のFate要素について知った王様は……

『そこまでヤバくない、ようだな』

安心した。

『冬木市は冬木市でも、staynightや、プリズマのじゃなくて、『衛宮さんちの今日のごはん』の方らしいな。魔術協会や聖堂教会、アインツベルン家や間桐家、魔術師そのものが平和的な存在だし』
そうと解れば、Fateシリーズ、いや『衛宮さんち』の女性キャラ達とのセックスを楽しむ王様だった。
(桜と後背位で、イリヤと騎乗位で、ライダーと対面座位で、キャスターと背面座位で、大河と立ちバックで……色々と楽しんだな)
「冬木市かぁ……」
りんがポツリと呟いた。
「やはり、あの街であったことは、いまだに振り切れてないか」
「すみません」
「いや、責めてるわけじゃない。なにしろ……」
王様は、一旦、言葉を切る。
「あの街の遠坂凛、ハピネスチャージ地区から連れてきた石神りん、そしてお前の3人で、りん凛りんハーレムプレイなんてヤったからな。そうそう忘れられん」
「そっちかーい!!」
りんからのツッコミが入る。
「あの日、王様当番だったあかね(サニー)からも暖かい目で見られたな」
「あれは、生暖かい目、っていうんです!」
「なお(マーチ)も交ぜれば、りん凛りんリンリンハーレムプレイになったんだよなあ……大切な事ってのは、どうしてこう、後になってから気づくんだか」
「ムダにカッコつけなくていいから」

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