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プリキュアの国の王様
官能リレー小説 - 二次創作

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プリキュアの国の王様 55

アニメと同じ競泳水着を着た美希が、デッキチェアで寛いでいる。
水の浅いスペースで、アニメでは着なかった黄色いビキニ(下半身は大きなフリルでミニスカ状)の祈里と、キュアモフルンを彷彿とさせる黄色いワンピース水着を着たモフルンが水をかけあってはしゃいでいる。
上半身はピンク色のビキニ、下半身はミニのフレアスカート水着のマナがステージに向かっている。
(……って、おい!)
ラブの胸を揉んでいた手を離すと、マナの方を指差す。
「はぁ……はぁ……王様、なんでやめちゃうの?」
胸を揉まれる快感を唐突に中断されたラブが抗議の声をあげる。
「ラブ、あ、あれを見ろ」
「なになに……って、マナちゃんがステージに向かってる!」
「あいつ、プリキュア随一の破壊的な歌声の癖に、こりずに歌うつもりだ。……ラブ、マナを止めてくれるか?」
「任せて!」
先程の性的な興奮もあってか元気よく了解して、小走りでステージに向かうラブであった。
「今のうちに、っと」
王様はプールから上がると、その場を離れた。
少し歩くと、デッキチェアに腰かけたはるかが、プールの一角を見ている。
「はるか、何を見てるんだ?」
「あ、王様」
ラブと同じく、はるかもピンク色のセパレート水着を着ているが、色は薄めで、上下ともにフリルが適度に付いている。
「よく似合ってるな。まさに、花のプリンセスの水着姿だ」
「ありがとう、王様」
王様に返事をすると視線を戻す、はるか。王様もそちらを見ると、

上半身は紫色の肩紐ビキニ、下半身はフレアタイプのミニスカ水着の、くるみ
上半身は赤いタンクトップ、下半身は黒いショートパンツ水着の、せつな
アニメ同様、胸元が盛大に開いた赤いワンピース水着の、ジェロス

以上の3名が、祈里とモフルンに合流し、ビニール製ビーチボールを軽くトスしながら遊んでいる。
「あれが、どうかしたのか?」
「わたしね、ホープキングダム、ハルモニア、パンプキン王国、パンプキングダム……色んな国を見てきたの」
いずれも、はるか(キュアフローラ)達プリンセスプリキュアがディスダークと戦ってた頃に訪れた国々である。
現在、ホープキングダムはもとより他の3か国もこの国と友好を結んでおり、王様が訪れるたびに各国のお姫様(パンプキン王国ではお后様も)が、その身体でもてなしてくれるのだ。
「……どこの国にも良いところはあるけど、あの光景を見てると、この、オールスタープ国が1番素敵な国だって思えるの」
「女5人で、楽しそうにボール遊びしてるだけだが?」
「うん、楽しく遊んでるよ。この国で生まれ育った人間、クマのぬいぐるみが基(もと)になった妖精、ファンタジーな異世界から来た妖精、科学的な異世界から来た人間、未来から来た人間……色んな人たちが、分け隔てなく」
「……そうだな」
「それを『だけ』で済ませちゃうのが、この国のスゴいところだなって」
「ああ、この国は素敵でスゴいよ。……俺が王様になる前から、こんな感じだったらしいからな」
「王様?」
自分の国への誉め言葉、に対する反応としては後ろ向きな王様を見て小さく首をかしげる、はるか。
「いや、何でもない。……それより気になることがある」
「きゃっ!」
王様は右手をのばし、はるかの胸を水着の上から鷲づかみにした。
「はるかの胸の揉み心地をチェックしてやる」
「あんっ!……ああっ……あんっ!」
揉んでいくうちに、はるかが甘い声を漏らしていく。
「あんっ!……やっ!はぅっ……」
「良い揉み心地だ。それに、小刻みに体を震わせているのが可愛らしいな」
「あっ、あっ、ああんっ!……ありがとう、あっ!……ございますっ、あんっ!」
「はるかが嫁いでくるカナタは幸せ者だな」
ふと王様が右の方へ目を向けると、トランクス水着を着てパーカーを羽織った、アンリと正人を見かけた。
左の方へ目を向けると、アニメのナイトプール回と異なり水着を着た内富士夫妻を見かけた。
(さて、どちらに声をかけようかな)

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