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プリキュアの国の王様
官能リレー小説 - 二次創作

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プリキュアの国の王様 46

「もう、なぎさったら」
ハダカ白衣から、いつもの制服と白衣に戻ったほのか。
「スイーツ、特にチョコが絡むと凄い回復力だね」
王様と一緒に、キュートな彼女をサンドイッチのごとく挟んでセックスして射精して、肉棒を人気美少女モデルのきららに拭いてもらう、というオールスタープ男性として羨ましすぎる経験をした藤村も、なぎさの少し後に復活していた。
「メポ〜」
「ミポ〜」
すると、とある近くの教室…女子ラクロス部・女子科学部・男子サッカー部の乱交させてる部屋の様子を見に行ったメップルとミップルが、戻ってきた。
「お帰り。皆の様子はどうだ?」
「み〜んな、ぐったりしてるミポ」
「そうか」
王様は専用スマフォを取り出し電話する。
「……うん、そうだ。頼んだぞ、ビブリス」
通話を終えると、なぎさ達に伝える。
「部活仲間たちの乱交の後始末に、近衛第1小隊が出動する」
「エリート部隊の近衛中隊でも精鋭とされる第1小隊に乱交パーティーの後始末させるって……こりゃまた」
王様ならではの贅沢ぶりに苦笑するきらら。
「はあ〜、近衛中隊かあ……」
先ほどまでスイーツで盛り上がってたなぎさだが、急にガクッとなる。
「そう、近衛中隊だ。前回同様、公式訪問の護衛隊長となるポイズニーに代わり、お前が中隊長代理として明日から率いる部隊だぞ。……美墨なぎさ大尉」
何やらカッコつけて、なぎさを指差す王様。
「その補佐は藤P……いや、藤村省吾大尉に任す」
「お任せを」
座ったままだが、ビシッと敬礼する藤村。

5年前にこの世界に出現した際、なぎさと藤村は以下のような記憶を持っていた。

例の特殊な予備校で、中3および高1にして高卒資格をとったものの、1個のスボーツ選手としての力量に伸び悩んでいた。しかし、チームを率いるキャプテンとしての実績を見込まれ、防衛大卒コースを履修して、中高生との兼業だが軍の士官になった。

という記憶だ。まあ、なぎさの場合は「福利厚生がしっかりしてるから、たらふくチョコが食べられる」というのもあったが。
そして、近衛中隊が結成されると、中隊長となったポイズニーの補佐役に任命された。

そう、美墨なぎさと藤村省吾……ふたりは近衛士官(兼業)!!

「そこはわたしの立ち位置じゃないかしら?」
「ほのか、顔は笑ってるけど目が笑ってないミポ……」

「他の部隊との会議や事務仕事がね〜。……てゆーか、近衛中隊にはビブリスさんって副長がいるんだから、あの人に任せればイイじゃない。ほら、階級はあたしと同じ大尉で、あたしと違って専業の軍人だし」
『ふたりはプリキュア Max Heart』におけるドツクゾーンの女幹部ビブリスも、ポイズニーやミズ・シタターレと同じく5年前に復活し、王様にスカウトされて軍の士官になった。
「前にも説明しただろ」
藤村が話し出す。
「なぎさ。近衛中隊長は、いざとなったら他の中隊をも従え、臨時の大隊を率いる役目でもある。それには、元ドツクゾーンの幹部でしかないビブリスさんよりも、なぎさの方が適任なんだ。なにしろ……」
藤村は一度は言葉を切ると、再開する。
「なぎさとほのかは王様当番……つまり王様の愛人集団の中心人物で、王妃の有力候補だから、他の中隊長としては逆らいづらいんだよ」
その言葉を聞いたなぎさは前のめりになり、机に突っ伏す。
「あたしには藤P先輩がいるのに……王妃の有力候補だなんて、ありえな〜い」
「まあ、もっと有力視されてる人たちがいるから、その誰かが王妃様になるわよ」
ほのかがなぎさを宥めていると、きららが口を挟む。
「そうよ。王妃になるのはアデルさんに決まってるから、安心しなさい」

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