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プリキュアの国の王様
官能リレー小説 - 二次創作

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プリキュアの国の王様 38

えみるとルールーに手伝ってもらい、自分の背中からはぐたんを下ろすと、はなに抱っこさせる王様。そう、はぐみの言う「ママ」とは、はなの事である。
「未来から来た娘が、旦那の愛人を手ごめにしたがる人妻に…めちょっく」
「俺ほど無節操じゃないと思うけど…」
「王様はいいの!」
「お〜しゃま、いいの〜」
「そ、そうだな」
この世界に来てから6年目になるが、いまだにこの世界、特にこの国の人々の価値観がよく解らなくなる王様であった。
「それはそうと、ハリー、今晩は頑張れよ」
王様がハリーに声をかけると、彼はギョッと顔をひきつらせた。
「はぐみ、気合い入っとりますか?」
「ああ、入ってるぞ。俺に抱かれた後のほまれを見て興奮し、俺に胸を揉まれて更に興奮したな」
「王様〜、なんでソコではぐみを抱かへんのや?」
「邸宅に帰ってからやることがあるからな。ほまれに続いてはぐみを抱くと気力体力が底をつくわ!」
「なら胸を揉んで興奮させるなや!」
「幼妻バストの誘惑には王様でも逆らえん!」
「そこは逆らうか、最後までヤってくれや」
「あの場には、はぐたんもいたからな。赤ちゃんに生のセックスシーンを見せるのは、な…」
「はあ〜、しゃあない。ほまれ相手に消耗しとることを期待するか」
ため息混じりに呟くハリーを見て、王様は苦笑する。
(俺もこういう会話に慣れてきたなあ)
目の前のハリーは自分の嫁の胸を揉まれた件で王様に文句を言っていたが、その内容は「王様が中途半端にはぐみを興奮させたから、今晩の夜の営みが大変になること」であって、「王様がはぐみの胸を揉んだこと」では無い。むしろ自分の嫁が王様とセックスすることさえ望んでいる。
(まあ、この国の男達は、プレージャルの大量発生が自分や大切な人の幸福に繋がる、という意識が定着してるからな。自分の妻や恋人が俺に性的な快楽を感じさせることを光栄に思いこそすれ、嫌がることはない。…ほんと、都合のいい世界だな。嫌じゃないけど)

※※
王様は奏を連れて店を出ると専用車に戻り、ハグット地区を後にした。ハグット地区は中枢地区と隣接しているため、すぐに王様邸宅に帰りついた。
王様は執務室に入ると席につき、王様専用パソコンの画面に、必要と思える資料を出す。
「王様、どうしたの?」
「明日、軍部で護衛たちと顔合わせしたら、2地区を見回りに行くからな。今日のうちに選定と順番を決めときたいんだ。…まあ、1つはドキドキ地区なんだけど」
「なんでドキドキ地区なの?」
「あゆみさんやレジーナとはセックスしたけど、マナたちドキプリメンバー5名とは最近誰ともセックスしてなかったからな」
「そう…ん?今日みたいに3地区回らないの?」
「明後日から講習が始まるだろ。明日、少しは予習しときたいから、そのための時間と体力を確保しとくんだ」
(ぐーたら者のクセに、変なところで真面目なんだから…)
「さて、ドキドキ地区の他はどこの地区にいくかな?…他の友好国の1つを非公式訪問するのもいいな」
王様は考える。
「明日はマックスハート地区にも行こう。順番は、軍部→ドキドキ→マックスハートに決めた」
王様は奏を応接用ソファに座らせると、自らも椅子から立ち、彼女に膝枕をさせる。
「ふうー、疲れた頭が癒されるう」
「もう、これぐらいで疲れてたら、講習についていけないわよ。…て、何をしてるの?」
王様は腕を伸ばすと、手のひらで奏の胸をポンポンとつつく。
「オヤツ時に抱いた正子さんの胸がバレーボールみたいだったのを思い出してな、不意にこうしたくなった」
「そう……あんっ!」
王様はいきなり、奏の胸を服の上から鷲づかみにした。
「でも、やっぱり女の胸は揉むのが一番だ」
「ああんっ!」
それから、内線で夕食の用意ができたことを告げられるまで、王様は奏に膝枕されながらその胸をもてあそんだ。

※※
王様の夕食は、普段はその日の担当である王様当番と2人で食べる。先日はスタートゥインクル地区の女たちがいて賑やかだったが、この日もまた例外だった。昨晩この邸宅に泊めたハヤトとももか、その二人を外務省で差し入れとして受け取ったゆり、以上の3人も食卓を囲んでいるからだ。
「朝のゆりは凄かったわ〜」
まず5人が話題にしたのは、朝の外務省に残されたゆり達3名のことだ。
「最初は普通にハヤトくんとセックスしてたけど、昨日、ひめちゃん、まなちゃん、ララちゃんとセックスしたことを教えたら、もうすごい乱れよう」
「いや、ほんと、驚いたよ。【ブルースカイ人や日本人、サマーン星人の中学生なんかよりもいっぱいいっぱい、わたしの中に出してえ!!】何て言うもんだから、すごく興奮したな」
「ふ、二人とも、そんな話はもういいでしょう!!」
朝のことを思い出して赤面するゆり。そんな彼女のためか、王様はとりあえず真面目な話をする。
「では、パルミエ王国やメルヘンランドでは現政権の悪口は流れて無いのね」
「まあ、のぞみの場合はココが必死に隠してるかもしれないけど」
「妖精だけの国々は例外か…。どう思う、ももかさん」
「うーん、何だか怪しく見えるけど、簡単に決めつけちゃうのもね…」
「王様もその辺りを指摘したわ。怪しく見せかける為にワザと例外を作ってるんじゃないか、って」

それから、王様は入浴を済ませると、寝室のベッドの上で薄ビンク色なパジャマ姿の奏と向かい合う。

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