PiPi's World 投稿小説

プリキュアの国の王様
官能リレー小説 - 二次創作

の最初へ
 34
 36
の最後へ

プリキュアの国の王様 36

※※
奏に手伝ってもらい、正子の身体を拭き寝室まで運ぶと、王様は大悟に代金を払ってお好み焼屋あかねを後にした。

ハグット地区に向かう専用車の中で、王様は奏を膝の上に乗せている。
「ハグット地区に入るまで、少し時間がかかるな」
「あんっ!」
奏の胸を後ろから揉みながら呟く王様。
「でしたら王様、朝の打ち合わせで決まったことを確認しては…ああんっ!」
「それもそうだな」
奏の両胸を力一杯揉むと、彼女を膝から下ろし、王様は専用タブレットを手に持ち文書を表示する。
「まず、俺の大まかなスケジュールは…」

2日後〜4日後…午前中を費やして、ラビリンス、魔法界、メイジャーランドの歴史や文化についておさらいする講習
5日後、6日後…午前中を費やして、公式訪問の準備
7日後…午前中にラビリンスを訪問。夕方前に魔法界を訪問して一泊
8日後…昼前にメイジャーランドを訪問。夕方前に帰国

「つまり、2日後からは見回りに行けるのは2カ所だけになるのか」
次は、王様当番に関する部分だ。

せつなはラビリンス人、
リコとことはは魔法界人、
アコとエレンはメイジャーランド人、
そして、みらいは魔法学校の生徒として、

今回の公式訪問に携わるべく、5日後の朝にそれぞれの故郷(みらいは違うけど)一時帰国する。なので、以上の6人は4日後より王様当番から一時的に外れる。
「てことは、5日後や6日後にフレッシュ地区、マホーツカイ地区、スイート地区に行っても、彼女達はいないのか」
少し残念に思いつつ、今度は自分に随行するスタッフのリストに目を通す。
代表…明堂院さつき
ゲスト(ラビリンス向け)…桃園ラブ、蒼野美希、山吹祈里、タルト、シフォン
ゲスト(メイジャーランド向け)…北条響、南野奏、南野奏太
学術担当…雪城ほのか、入澤キリヤ、マジョリーナ
医療担当…菱川亮子、山吹尚子、水無月かれん
お世話担当…桃園あゆみ、他メイド3名

「まあ、妥当な人選か」
「科学中心のラビリンスと魔法中心の魔法界に行くから、科学者のほのかさんと魔法学者のマジョリーナさんを連れていくのね」
「医療に関しても、人間向けの医学を修めた亮子さんとかれん、獣医師である尚子さんを揃えている」
「桃園あゆみさんを連れていくのは、ラビリンスで待ってるせつなのためかしら」
「それもあるが、お気に入りのメイドだからな」
ラブの母親である桃園あゆみは、アニメだとスーパーでパートをしていたが、この世界で実体化された彼女のパート先は「王様邸宅の通いメイド」である。非正規雇用のメイドと侮るなかれ。娘であるラブが王様当番すなわち王様の愛人で、彼女自身も1カ月に数回は王様に抱かれるお気に入りであり、そこらの政治家や官僚よりも王様に対する影響力は高い。
「あと、軍から護衛が出るので、明日は軍の総本部に行って、そいつらと顔を会わせる予定だ」
「どんな編制になるのかしら?」
「まあ、訪問先の現政権への信用をアピールするためにも、ごく少人数で済ますだろ」
すると、運転手AIが、ハグット地区に入ったことを告げた。
「さて、はな達はどこにいるかな」
王様は専用タブレットに表示された文書を閉じると、別の機能ではな達の動向を調べる。
「お、今日は5人とも都合よくビューティーハリーにいるぞ」
アニメではクライアス社との決着をつけた後、ハリハム・ハリー達は未来に戻った。しかし、この世界ではそんなことはなく、ハリー、はぐたん、ルールー、ついでにパップル達も、未来人勢はこの現代に残っている。
「さて、はな、さあや、ほまれ、えみる、ルールー、誰を抱こうかな」
王様は考える。
「よし、今日はほまれにしよう」

数十分後、ビューティーハリーに着き店内に入ると薬師寺さあや(キュアアンジュ)が挨拶をして来た。
「いらっしゃいませ、王様」
落ち着いた声で深々とお辞儀するさあや。店内は放課後という事もあって客で賑わっている。
「お、王様が来た!まま、まさか私のこの美貌に目をつけて抱きに来たの!? そうなの!?」
「違うだろ!俺を気に入って、女を抱かせに来たんだ!」
「いや、それはない」×多数
「一瞬でもいいから夢見させてくれよぉ…」
そしてカウンターの方から赤髪のイクメン店主ハリー、しかしてその実態は、未来から転移してきたハリハリ族のハリハム・ハリーが姿を現した。
「らっしゃい、王様。今日はアクセサリーをお求めで?それとも…」
ハリーは笑みを浮かべて話す。この店でビューティーグッズ以外の事、それは当然ながら、店を手伝う美少女たちのうち誰かとのセックスだ。
「今日のお求めは…輝木ほまれだ」

SNSでこの小説を紹介

二次創作の他のリレー小説

こちらから小説を探す