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堕落する不二子
官能リレー小説 - 二次創作

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堕落する不二子 3

不二子「よし…ウフフ…それじゃ、お宝をいただきに行こうっと…」
不二子は周りを警戒しながら、マイケルと許可を得た人間しか入れない扉の前に到着すると、すぐさま、あらかじめ準備をしていた道具を使い、奥の部屋に潜入していく。
さすがというべきか、厳重な部屋を次々と攻略していき、コレクションの部屋まで来ていた。

不二子「ウフフ…ここまでは余裕だったわね。さてと…」
不二子は壁の辺りを探っていた。そして、不自然な部分を見つけて触った瞬間

「カチャッ!!」

不二子「やったわ…」
コレクション部屋のセンサーの解除を確認すると扉を開けて、中に入っていく。

不二子「ウフフ…それじゃ、早速頂こうと…」
不二子は持っていた道具を用いて、ガラスケースのセンサーが反応をしないようにして、ガラスケースを破壊して、次々とコレクションを袋に詰めていく。

そして、不二子はそんなに時間がかからないうちに袋いっぱいに詰め終わっていた。

不二子「これぐらいでいいかしらね。それじゃ…早く出ようと…」
不二子はコレクション部屋を出ていく。そして、誰にも気づかれないうちに戻ろうと急いでいたが、マイケルのことが気になり、足を止めていた。

不二子「あの人…一体何者なのかしら…マイケルとどんな話をしているのかちょっと気になるわね。」
不二子は更に奥の部屋まで向かっていく。そして、不二子も見たことがない扉が前に見え始め、扉に耳を傾けていた。

不二子「ちょっと…聞こえないわね…どこからか入れるところは…あったわ」
不二子は周りを確認すると、天井に小さいが人が一人ぐらい入るスペースの穴があった。

不二子「えっと…あの二人が話をしている部屋はこの辺りのはず…あれは…」
不二子は屋根伝いに匍匐前進していると目の前に光が見えてきた。

不二子「いたわ…一体どんな話をしているのかしら?」
不二子は屋根伝いから耳を傾けていた。

???「マイケル、例の実験の結果はどうかね?」

マイケル「例の実験ですか?なかなか良い素材がいなくて、上手くいっていないのが、現状で…」

???「そうか…」

不二子「実験…?一体どんな実験なのかしら…」
不二子はバレないように息を殺しながら、聞いていた。

???「人間の女性を使って、交配実験をしているが、どうすれば良いのか、君の周りにいい実験体はいないのかい?」

マイケル「いい…実験体ですか…」

不二子「人間の女性を実験体に交配実験ですって!?まずいことを聞いちゃったわね…早く退散しないと…」

???「うぬ…誰だ!そこにいるのは!」

不二子「き…気づかれた!?」
不二子は話の内容から危険を感じ、気づかれないように退散しようとしていたが、白い服の男性に気づかれてしまったのである。

???「殺されたくなければ…出てこい!さもなくば…」
白い服の男性は懐から天井に向けて、銃を構えていた。

不二子「わ…分かったわ。」

マイケル「どうして…君が?それに…その袋…まさか…」
マイケルは不二子の持っている袋の中身が自分のコレクションだと分かると動揺していた。

???「どうやら…隠れていたのは泥棒猫のようだね。」

マイケル「どうしてだい?どうして…こんなことを…一つプレゼントをするって言っていたのに…」

不二子「一つじゃ…我慢できなかったよ…」

マイケル「それに隠れていたということは先程の話も聞いてしまったんだね…」

不二子「ええ…」

マイケル「それじゃ…仕方ない。君には死んでもらうしか…いや…マスター。良い実験体が決まりました。彼女です…」
マイケルは銃口を向けられている不二子に近づき、拘束していた。

???「良いのかい?」

マイケル「構いません。私たちの実験を知られてしまった以上殺さなければなりませんが、殺す前に実験体として、使いましょう…」

不二子「ちょっと…待って…私は実験体になりたくはないわ。しかも、交配実験って一体何をするの?」

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