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マウス2
官能リレー小説 - 二次創作

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マウス2 1

青い空・・白い雲・・水平線をどこまでもエメラルドグリーンの海が果てしなく広がっている。   
「いやーようやく着いたね・・」  
「お疲れ様でしたご主人様、長旅でどこかお体を悪くしたりは・・・」  
「大丈夫だよ、メイさん・・・メイさんの方こそヘリコプターの操縦長かったじゃない。疲れてない?」
学校の長期の休暇を利用して、僕はメイさんたちと一緒にバカンスに行く事にした。
幸い無音家には普段使われていない別荘が世界中に存在する。
今回僕たちはそのうちの一つである南の島に遊びに来たのだ。
「いえ、私は大丈夫ですが・・・」  
「えーあちぃ・・・日陰・・・日陰・・・」
「駄目よ!葉月!先にご主人様の荷物を運ばないと!」
「・・・まあ、今回は君たちの慰労も目的の一つだし・・・大目に見てあげてよ」
「はあ・・・ご主人様がそう言われるのでしたら・・・」
リーダーとしては葉月の振る舞いは眼に余るらしく、メイさんは不満げに眉を顰める。
「ご主人様、あちらにロッジをご用意しております・・先ずは其方に」
「うん!弥生さん!葉月!行くよー!」
「「はい!ご主人様!」」
僕は近くにある荷物を適当に選ぶと、二人に声を掛けロッジに向かって歩き始めた。
「へー・・随分整ってるね」  
「はい。無音家所有の別荘は、何時でも使用可能なように常日頃から手入れを怠っておりませんので」  
実際に見るまでは、長らく放置されてたなら、少し位散らかってるのかな?とか思っていたが・・彼女達に手抜かりがあろう訳も無い。  
見れば別荘の裏手には、大きな石油タンクに発電機、簡易海水ろ過装置までも備えられており、住もうと思えばそれなりに長く住めそうである。
「中は意外と涼しいね・・・うわ、凄いな・・・」
室内の調度品もこんな片田舎のロッジを何故ここまで豪華に飾る必要が有るのかと疑問に思うほど贅沢な代物だ。
「無音家の家格に合う調度品を探せば自然とこうなってしまうのです」
「でもさ、こう言う場所ってなんか・・こう・・木の机に、丸太の椅子が合うって感じじゃない?なんとなくだけど」
何気なくそう言った瞬間メイさんの顔色が変わる。
「も、申し訳ございません!すぐに内装を変えさせていただきます!」
「あ!そうじゃないよ・・気に入ってるよ、ただ何となくって奴!このままで良いから!」
メイさんの性格だと本気でやりかねないので慌ててクギを刺す。  
「そうですか?本当によろしいのですか?」
「いいの、いいの、それよりせっかく南の島に来たんだから海で泳ごう」
そうでなければ何をしにわざわざ半日以上かけて南の島まで来たのか意味不明である。
「はい、ご主人様・・・では、私たちは仕度がありますので先に海に行って待っていて下さいますか?」
「うん!分かった!」
僕は服を脱ぎ、手早く水着に着替えると、一足先にロッジを後にした。
「「「ご主人様!お待たせいたしました!」」」
(うわッ!みんな凄いエッチな水着だなぁ・・・)
声に振り返った僕は、彼女たちの水着姿に度肝を抜かれた。
「どうですか、ご主人様?この水着似合いますでしょうか?」
「う、・・・うん。まあ、似合ってるとは思うよ・・・」
「ありがとうございますご主人様ッ♪」
まず、メイさんの水着は、いわゆるブラジル水着と呼ばれる真っ赤なひも状の生地しかないVストリングタイプの水着だった。
どう見ても泳ぐのに適しているとは思えないその水着は、メイさんが動くたび、ほぼ剥きだしの乳房がプルンッと揺れて乳首が今にもはみ出しそうになっている。
「ご主人さまぁーあたしは?」
「うん・・・葉月も似合ってるよ」
次に葉月が着ているのは、いわゆるマイクロビキニと呼ばれるタイプの水着で、それも辛うじて乳首と股間を覆っているだけという過激な物だ。
「ご主人様・・・私はどうでしょうか?」
「いや・・・どうでしょうかと聞かれても・・・」
最後に弥生さんの水着だが、彼女が着ているのは学校の授業でもよく見る競泳水着で、三人の中で一番肌の露出は少ない。
ただし、彼女が着ている水着は、いわゆるスケスケ水着で中身が透けて見えており、どう考えても水着の役割を果たしていない代物だった。
「似合いませんか?」
「い、いや!似合ってるよ、うん!」
「ありがとうございます。ご主人様ッ♪」
(まあいいか・・・どうせこの島に居るのは僕たちだけだし・・・)
「じゃあ、みんな水着に着替えたことだし・・・取りあえず泳ごうか?」
「「「はい!ご主人様!!!」」」
気を取り直した僕は、彼女たちとのバカンスを楽しむため、海へと向かうのだった。

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