また、セルフ・ラブポーションは術者の肉体を豪快に弄ってしまう魔法である為、使いすぎると術者の肉体が変質したまま戻らなくなる。
　具体的にはセルフ・ラブポーション使用時に３ｄを振り、５以下を出してしまった場合、術者は下記のような特徴を獲得してしまう。

・外見の年齢が３０代以下で固定され、以前より美しくなる（セルフ・ラブポーション自体、術者の容姿を美化する副次効果がある）
・体液、とりわけ愛液が媚薬のまま戻らなくなる。
・自分に対する体液媚薬の効果を、任意にＯＮ／ＯＦＦできるようになる。
・ナイトメアやノスフェラトゥなどのように、寿命で死ぬ事が無くなる。
・食事をセックスで代用可能。というかセックスする事で生命を維持し、食事でも代用可能という体になる。

　このような、見ようによっては怪物化とも言える変化を招くセルフ・ラブポーションだが、熱心なリリト信者にとってはむしろ歓迎すべきものとして受け入れられている為、プリースト（リリト）技能所有者はこの変化をリスクとして認識していない。

　また、これらの特殊神聖魔法の他にも、プリースト（リリト）の神聖魔法はいくつかが特殊仕様となっている。

・キュア・ディジーズ
　対象の病気が性病である場合に限り、自動成功するようになる。
・ゴッド・フィスト
　対象が「サーチ・アンチリリト」の対象である場合に限り、威力４０。そうでない場合は威力１５。
・リーンカーネーション
　対象の体液を希望者の女性（術者でも可）の胎内に入れて行使する事により、対象の転生先を希望者の女性の子供に指定できる。また、転生先が産まれるまでの時間は、通常のリーンカーネーション行使後７日からリーンカーネーション行使後１１ヶ月に変更される。
　転生先の性別は転生前の性別に準じ、女性の場合は母親と同じ種族となる。
　男性の場合、母親となる女性が人間など男女両方いる種族の場合は母親と同じになり、ラミアなどの女性しかいない種族及びサキュバスの場合は転生前と同じ種族になる。