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被験者『才女』
官能リレー小説 - 二次創作

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被験者『才女』 7

「わかればよろしい」
軟膏を手渡す。学生は理事長と同じように、指に軟膏をつけた。そしてプルートの膣に向き合う。
「せつなさん・・・いくよ?」
恐る恐る指を挿入する。
「す・・・すごい!これが女性の中・・・キュウキュウ締め付けられるようだ」
「お願い・・・、早くその軟膏を塗ってく・・・ださい・・・」
「うん・・・」
ヌリヌリヌリ
学生はプルートの膣壁に軟膏を塗りつけた。
恐る恐る、優しい手つきで塗っているため、とても心地よい感触であった。うっとりと目を閉じ、その感触を味わうプルート。
「お、終わったよ・・・」
ジュプッと音をたて、学生の指がプルートの膣から離れる。
「ありがとう・・・」
彼は指に着いた愛液を見つめた。
恐る恐る口に入れる。
「!これは!!」
どうやら彼も目覚めたようである。

「くくく、君もその味を知ったようだな」
にやける理事長。
「さて、例のものを試す前に・・・」
そう言って彼はシリンジの様なものを取り出すと、プルートの膣内に挿入した。そして後端のピストンを引く。
プルートの膣から分泌される愛液がシリンジ内部に吸い込まれていく。
「軟膏交じりだが、あとで分離できる・・・」
シリンジが汁で満たされると膣から引き抜き、密封、そのままサンプルの冷蔵保管庫に入れた。
「貴重なサンプルをありがとう、せつな君」
「ムーンは…ムーンたちは?それとほたるも・・・」
虚ろな目で理事長を見ながら問う。
「私の娘は問題ない、ちゃんと今も学園に登校しているよ、因みにあの子も私が作った軟膏をいたく気に入ってくれてな、毎週土曜の夜になれば膣内に塗ってあげているのだ」
サターン(土星)だけに・・・。
普通の父親なら、自分の娘に指マンなどしない(はずだと信じたい)。
「そして、その他、月野うさぎ君や水野亜美君たちだがね・・・
そう言って彼は近くに居たカオリナイトに目くばせする。
カオリナイトは端末を操作した。すると、今彼らの居る『手術室?』の壁が稼働音と共に動き出した。
そして複数のカプセルが表れる。
「!」
その中には、10代半ばと思われる少女たちの、バラバラになったパーツが封じられていた。しかも胸部には服の残骸が張り付いたままであり、手足もブーツや手袋等がつけられたままだ。明らかに観た事のある服だった。
「そんな・・・みんな!!」
変わり果てた知人の姿に涙を流すプルート。しかし直ぐにおかしなことに気づいた。

「皆・・・首だけ無い?」
判別する最大の印となるべき頭部のみが、ホルマリン漬けの中には無かったのだ。
「皆の首は・・・首はどうしたの!?」
この変態のことだ、首だけは鑑賞用として自室に飾っているかもしれない。
あるいはまさか悍ましい実験に使っているのだろうか・・・。
「勘違いしないでもらいたい、うさぎ君たちならまだ立派に生きている、カオリナイト君!」
支持を出す。
「ほら、アンタ!男手なんだから働きなさい!」
今度は助手が男子学生に支持を出した。
「はあ・・・」
彼は面倒くさそうに一旦部屋を出ると、しばらくしてガラガラと台車を押すような音が聞こえた。
「この子たちを連れてきましたよ!」
そう言って彼は台車を手術室に運び込んできた。その上に乗せられていたものをみてプルートはまたも絶句した。
「・・・」
「私のコレクションだ、素晴らしいだろう?」
台車の上にあったもの、それはまさにプルートがその身を案じていたセーラー戦士たちの生首だった。
まるで獄門にかけられた罪人の首のようにきれいに並べられている。
皆目を閉じ穏やかな顔をしている、まるで眠っているかのようだった。
「理事長・・・こんなことまでするなんて・・・貴方人間じゃないわ!!」
「だから言ったろう?この子たちはちゃんと生きてるって」
そう言って理事長は首のおかれた段の一つ下の段に置いてある装置を指差した。
「ほら、生命維持装置だ、それと人工肺、最もこれは呼吸用ではなく会話のための者だ、ちゃんと声帯は残っている」
そう言って一番近い位置にあったムーンの生首ののど元をさすった。

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