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被験者『才女』
官能リレー小説 - 二次創作

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被験者『才女』 12

だが、まず、彼女にはやらなければならない事があった。それは先ほど子宮に植え付けられた化け物を取り除くことだ。
「自分自身でやるのは・・・怖すぎる・・・」
だが、医者に頼むわけにはいかない、危険に晒すことになってしまう。
彼女は決心した。穿かされたパンティを脱ぐ。そして自分の指を膣の中へと入れたのだった。
「く・・・んん!!!」
軟膏の効き目が切れているため、痛みも加わる。だがもう後に引くことはできない。
「はあ・・・あああああ!!!」
痛みと快楽の入り混じった感触、それに耐えながらどうにか子宮内部に到達する自分の指。
ふと、指先に軟体が接触するのを感じた。こいつだ。
「覚悟しなさい!『不法侵入』は犯罪よ!」
軟体を掴むと、一気に引き抜いていった。
「ああ・・・ああああああ・・・あああああああああああ!!!」
ついに割れ目から、軟体寄生生物の後端が姿を見せた。
「はううん!!」
その瞬間、渾身の力を込め軟体生物を引き抜く。
引き抜かれた寄生生物はそのまま床に転げ落ちてしまう。
「はあ!!」
股間の痛みに耐えながら、プルートはそれを踏みつぶした。
「はあ・・・ああ・・・ああ」
疲労はピークに達していた。
「もう・・・だめ・・・」
そう言って再びベッドに倒れこむ彼女。ひりひりする股間を摩った。
「女の子の・・・大事なところを弄ぶなんて・・・鬼畜の所業だわ・・・」
そう言って彼女は再び眠りについた。

ヌリヌリヌリヌリ
何かを塗りつけるような音。
そして股間に感じる甘い快感。
うっすらと目を開けるプルート

そこに居たのはさっきの男子学生だった。
かれは再び膣内に軟膏を塗っていたのだ。
「お、起きたかいせつなさん」
クリクリと膣マッサージをしながら微笑む彼。
「動かないで、今クスリを塗ってあげてる、これで君の膣はまた修復されるはずだ!」
股間の痛みが引いてきた。
「あ・・・あ・・・あ・・・ああ・・・」
目を閉じ快楽に身を任せる。

その様子を、別室からモニターで観察する理事長。

「彼にとっていい勉強になったはずだ、女の子を落とすには多少の強引さが必要だとね」
「先生、今回のはちょっと違う気がしますが・・・」
「細かいことを気にするんじゃないさ」
そう言って手にしているセーラーマーキュリーの子宮に綿棒を出し入れした。
解体の際に摘出したセーラー戦士たちの子宮も、生首同様に代謝を行うため恥垢を取り除いてやらねばならない。面倒だが組織を生かす以上、代謝物の掃除は怠れないのだ。膣を傷つけぬよう、綿棒を使って優しくほじくり出している。
当然、その感触は遮断されず、切断されたマーキュリーの生首へと伝えられている。
「ひゃ・・・ひゃん!!くすぐったい!!」
「我慢するんだ、清潔にしないと今に腐敗して痛み出してくるぞ」
ポリポリと膣の入り口周辺に溜まった恥垢を取り除いていく。そしてその恥垢すらサンプルとして集められるのだった。

その後プルートは解放された。ただし理事長や男子学生についての記憶は消されており、彼女の中では真犯人の姿はぼやけたままになっている。
外に戻れた彼女はすぐさま産婦人科に直行し、性器を見てもらった。その際も触診で再び喘ぐことになる。

因みに、プルートへの生物の寄生を撮影した動画も、『セーラー戦士寄生生物』というタイトルでソフト化され、これまで理事長が出品してきたシリーズ同様裏社会では高値で取引されることになる。


-完-


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