PiPi's World 投稿小説

Anatomy
官能リレー小説 - 二次創作

の最初へ
 14
 16
の最後へ

Anatomy 16

膣(だけ)マッサージの順番はそれぞれ曜日で決められることになった。
セーラームーンは月曜日、マーズは火曜、マーキュリーは水曜、ジュピターは木曜、ヴィーナスは金曜と、それぞれが司る星の曜日で決められた。無論土日はお休みである。皆自分の番がくると、皆嬉しそうな表情になる。自分が解体され、生命維持装置で生かされた身であることも忘れ、快感のみを享受する存在へと変貌してしまったのだ。


解剖された彼女たちのパーツは、ムーン同様にホルマリン漬けになり貴重なサンプルとして保管され、解剖前に剥がされた彼女たちのスカートとショーツは土萠の寝室に飾られている。
そして彼女たちの解剖、いや『解体』シーンを記録した動画は『美少女戦士解体実録シリーズ』として各戦士ごとに裏DVD化され、その後闇社会においてはかなりの高値で取引されることになる。


「あ・・・あ・・・あ・・・ああああああああ!!!」
今日もまた(ただし平日のみ)セーラー戦士のだれかが土萠の膣マッサージを受け、喘ぎ声を上げている。



おまけ

いつものようにホルマリン漬けになったセーラー戦士のパーツを鑑賞していた土萠、だがムーンの小腸が入れられた瓶を見て異変に気付いた。
「取り出した瞬間よりも長さが足りない・・・?」
常人なら絶対気づくはずのない事、だが解剖に精通している彼はそれを見逃さなかった。
彼は助手が摘出直後のムーンの小腸で遊んでいたことを思い出す。おそらくあの時・・・
「ぬう、小腸を見るのは保管してから初めてだった、迂闊だったな!」
土萠はカオリナイトを問い詰めようと彼女の部屋に向かう。
「カオリナイト君!」
だが、助手は部屋にはいなかった。
「どこにいるのだ?」
すると、厨房の方で何やら音が聞こえた。


「なんだ?」
厨房を覗き込むと、そこに助手はいた。彼女はフライパンで何かを焼いているようだった。
気づかれないよう、そっと近づいていく。そしてフライパンの上で焼かれているものを目にした。
「ソーセージ?」
「!?先生!?」
急に背後から近づかれ驚くカオリナイト。
「すまないカオリナイト君、これはいったい?」
カオリナイトはフライパンを土萠の前に突き出した。
「なにって、ソーセージですよ!実はこれ、培養された人間の腸から作ってるんです!」
「なんだって?」
助手は厨房の隅に置かれた台を指差した。そこにあったのは、培養液に入れられた人の腸、つまりもともとセーラームーンの小腸の一部だったものだ。
「こ・・・これは・・・、よくぞここまで培養したものだ」
「中に居れる肉も、セーラームーンの肉から培養されたもの、つまり彼女の肉100%というわけです。それで今まさに試作品を作っていたところなんですが・・・」
「驚きだ・・・」
「因みにミンチでハンバーグもできます、それよりすみません先生!でも是非やってみたかったので・・・」
「いや良いんだ!それより夕飯の時、是非味見させてくれ!」
「もちろんですわ」

そして夕食時
ムーンの肉から作られたソーセージ、そしてハンバーグを前にごくりと唾を飲む土萠。
「(人の肉を食べる、それも年若き可憐な少女の・・・、はるか昔からのタブーを今まさに私も破ろうとしている・・・)」
興奮でいっぱいだった。ナイフでそっとソーセージを切ると、口に運ぶ。
「こ・・・これは!!」
今まで口にしてきた豚や牛等とは全く違う、新たな食感。かれは一瞬でその虜になってしまった。
あれ、ちょっと昔そんなホラー小説があったような・・・。
「素晴らしい、どんな上質なステーキ肉だろうと、うさぎ君の肉に敵うものはあるまい!!」
「喜んでいただいて光栄です…けど、なんでこの小娘の首まで置いてあるんですか?」
「なあに、食卓に花はつきものだろう?」

SNSでこの小説を紹介

二次創作の他のリレー小説

こちらから小説を探す