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青と白の間で
官能リレー小説 - 二次創作

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青と白の間で 10

恐る恐る、莉花のもとに近づき、顔を覗き込む…
こうしてみると、コイツもなかなか可愛いもんだと思う。

胸といい、太ももといい、むっちりとしていて…

ぱちっ
「涼…ぁ」
顔をすぐ上まで近づいたところで、莉花が目を覚ました。
…あっ、やべ

「りょーぉー…」
…まだ寝ぼけてるのか?

半信半疑な中、莉花にゆっくりと近づいていくと

ギュっ
「え?」
「涼…」
両腕が背中に回った。
「好き」
耳元にまさかの言葉が響く。

…もう、止まらない…

莉花にそのまま覆い被さり、唇を奪った―
「ん、んんっ、んんー…」
莉花が驚き目を見開き、喉を鳴らした。
体が仰け反る。
瞳をギュッと閉じ、苦しそうな顔をする莉花。
それでも僕は、莉花の唇を離さず、さらに舌を侵入させ絡めさせた。

「んん、んんっ、んっくっ」
莉花は僕の背中に手を回し、ギュッと抱き寄せてきた。

…しばらく味わった後、唇を離す。
「んはぁ…はぁ…」
火照って赤くなった頬。
「はぁ…涼と、キス、しちゃったぁ…」

莉花は頬を赤くさせて、僕に微笑んだ。
「莉花…」
「涼、私、本気だから」
本気…?

「好きだよ」
莉花が耳元で囁く。

もう、我慢は出来なかった。
僕は両手で、莉花の胸をシャツ越しに鷲掴みにした。

「んぅっ、あん…」
か細く、甘い声を上げた。

…素の状態でこんなことやったら目にも止まらぬ速さでビンタが飛んでくることだろう。
しかし今は違う。

莉花は、トロンとした目で、僕の手を受け入れていた。
胸の感触、これ以上にない柔らかいものだった。

僕はその正体をもっと見たくて、莉花のシャツをたくし上げた。

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