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青と白の間で
官能リレー小説 - 二次創作

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青と白の間で 9

莉花の性格とかを青山さんに話してみる。
「へえー、そうなんだ」
「今まであんまり話したことなかったんだね」
「白峰さんって、少し近づきにくいと思ってて」

少し意外だ。
青山さんって気さくで、誰とでも仲良くなれる人なのに。
まあ、莉花が気難しいタイプというのはわかるけど。

目を覚ましたので、携帯が鳴っていたことを青山さんに教える。
青山さんが確認すると、案の定お母さんからだったようだ。

「迎えに来てくれるみたい」
「よかったね」
「今日は楽しかったよ。ありがとう」
青山さんが笑顔を見せた。

青山さんを見送り(待ち合わせするコンビニまで歩いた)、家に戻る。

さあ、まだお眠りになっているあちらの方はどうしようかねぇ…

「おーい、莉花ぁ、青山さんもう帰ったぞー、お前はどうするんだー?」

…「う〜〜〜〜〜ん…」
声は上げるものの起きる気配なし。

「まったく…おお」
ソファーでまだ気持ちよさそうに眠る莉花、シャツがはだけお腹とへそが丸見えだし、ショートパンツのせいで健康的でむっちりとした太股があらわに…

コイツ、こんなにスタイルよかったっけな…
青山さんのことうらやましがってたけど、実はお前だって負けてないぞ…ってな。

「ん〜〜〜〜〜〜」
寝返りは打つけどまったく起きる気配がない。
…いったいどうしたもんか。

「涼…」
「ん?」
「涼…好きぃ…」
…な、なんですと!?

起きる気配、どころか、未だスースー寝息を立てる莉花。
「寝言か…」
ため息をつく僕だが

「涼…涼…」

「好きぃ…」

繰り返されるこの言葉…
ホントに寝言なのだろうか、だったらコイツはどんな夢を見ているんだいったい。
僕はどうすることもできない。

…そんな時、悪友の一人が言っていたことを思い出した…

「最近は青山と白峰、この2人で抜いてるんだぜ」

…冗談だと思っていた。
でも、僕だって一応健全?な男子…青山さんをオカズ…にしたことがない、とは一概に言い切れなかった。
青山さんはそれだけ魅力的だから…そりゃ反応するところも反応する。

でも、この幼馴染で、股間が反応するのは、これが初めてだった…

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