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青と白の間で
官能リレー小説 - 二次創作

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青と白の間で 3

「青山さんは?」
「まだ来てない」
「ふーん…」
そういや、青山さんの携帯番号もメアドも聞いてなかったな…
コイツもおそらく知らないだろうし…
まあ、青山さんのことだから心配してないけど。

―そのとき、一台の車が少し遠くで止まり、見知った顔の少女が下りてこちらに駆けてくる。
青山さんだ。
…ってことはアレ、ご両親の車か?

「ごめん、待った?」
「いや、さっき来たとこだから大丈夫だよ」

青山さんはいつもと変わらない笑顔で話す。
「車?」
「お母さんに頼んで、ここまで送ってもらったんだ」
「ここまで、どれくらいかかったの?」
「30分くらいかな」
…青山さん、結構遠くに住んでるのだろうか。
お母さんにも申し訳ないな。

建物の中に入り
「女子更衣室はそっち…着替えてプールで待ってるから」
「はーい」
「わかった」

僕はひとりで男子更衣室に入り、着替えをささっと済ませる。
水着は部活で使うものを持ってきた。

プールに向かい、2人がやってくるのを待つ。
…学校の水泳の授業では感じない緊張感がする。

…少し経って
「涼、お待たせ」
青山さんと莉花、2人がやってきた。

2人とも学校の水泳の授業で着るスクール水着だった。
「2人ともそれだったか」
「うーん…市民プール行くなら普通の水着のほうがいいけど、ここじゃね」
「…ほら、これじゃないと、泳ぎにくそうだし」
莉花はさばさばと言い、青山さんは少し恥ずかしそう。

2人のプライベートの水着も見たかったけど、ビキニやワンピースじゃここでは場違いだし、青山さんの言うとおり泳ぐのには適していない。
…でも、2人とも、スタイル良過ぎ。
スクール水着の上からでも、その豊かなボディラインがわかるというか…

「涼〜、青山さんのほうジロジロ見すぎ〜」
莉花が僕を茶化してくる。
「そ、そんなことないよ…」
いや、ごもっともなんですが…
青山さんもちょっと恥ずかしそうだし。

…でも、こうしてみると青山さんのほうが胸は少し大きいかも。
莉花が小さいというわけではないけど。

「じゃあ、早速入ろうか」
「うんっ」

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