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青と白の間で
官能リレー小説 - 二次創作

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青と白の間で 20

莉花のときには感じたっけな…記憶を手繰り寄せようとする。

考えながら、力を込める。
ズッ

「あ、うぅううっ!!!」
澄香が苦しそうな声を上げ、顔を顰める。
「あぁ、うぁ、はぁあ」
「大丈夫?」
「うぅ、あ…ちょっと、痛い、かも…」

また、莉花のときのことを思い出す。

「大丈夫…そのうち、痛みはなくなる…」
「うん…頑張る…」
澄香は気丈に微笑んで、僕の背中に手を回す。
その瞳が、微かに潤んでいた。

「動くね」
「うん…」
ゆっくりと、澄香の中で自らを動かしていく。

「ああっ、あっ」
澄香が小さく声を上げる。
「ああっ、んっ、あんっ」
背中に、細くしなやかな腕が回る。

もっと、リラックスして、感じて欲しい
そう思い、澄香の唇にそっと触れ、中に向かって腰をせり出す。
「んっ、んんっ、んんっんっ」
喉が鳴る。
それと同時に澄香の身体がビクッ、ビクッと震える。

「んっ、んんっ、あぁっ、あぁっ」
澄香の声が徐々に大きくなる。
そして、その声は苦しい、というよりも気持ちいい、が強くなってきたように僕は感じた。

「ああっ、ああっ、涼、くんっ、あんっ」
「澄香、可愛いよ」
「ああ、あっ、あっ、んんっ!あっ!」
虚ろな瞳、頬を伝う涙、波打つ乳房。
僕は今、校内有数の美少女と繋がっていることを、改めて認識した。

澄香の中に送り込むピッチを早める。
「ああっ!ああっ!涼、くんっ、あはぁっ!!」
「澄香、澄香ぁ…」
さすがにもう限界だろうか。

「涼くん、あぁ…好き、大好き!!」
「澄香…もう…」
「あああ、私、あん、おかしく、なっちゃう、っ!!」
「うぅっ…澄香っ…」

「ああああ〜っ!!!」
ひときわ澄香が大きい声を上げたのを聞いて、僕も限界に達した。

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