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中川と麗子の貧乏生活体験
官能リレー小説 - 二次創作

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中川と麗子の貧乏生活体験 1

中川「えっ住民からの苦情ですか」
麗子「どういう事よ両ちゃん」
派出所でいつもどおり勤務をしていた中川と麗子は、突如両津から告げられた報告に驚く
両津「うむ、お前達は警察官のくせにいつも高級車で出勤してきたり、昼飯に豪華なものを喰ったりで住民たちから非難の声があがっているんだ」
麗子「そんな……分かったわよ電車で通勤して昼食も普通のものにすればいいのね」
中川「仕方ありませんね」
両津「甘い、そんな普通の事では一度ついたマイナスのイメージを回復させる事はできん。お前達にはワシの指導の元に生活を管理させてもらう」
麗子「そんなの嫌よ、両ちゃんにそんな権利ないわ」
中川「そうですよ、地道にやれば住民の皆さんも分かってくれます」
両津「これは本庁からの命令だ」
そう言って両津は書類を二人に見せる、確かにそこには本庁のサインと生活の全てを両津に任せるという内容が書かれていた。本庁からの命令では中川と麗子も逆らう事はできなかった
両津「さっそくお前達には今日から高級な自宅ではなく、ワシの決めた場所で生活してもらう。ついてこい」
両津に連れられ二人がたどり着いた所は派出所の裏の公園、そこにあったのはテント。

両津「ここだ」
中川「えっまさかこのテントですか?」
両津「そうだ、大きめのテントだから二人入れるし中にはコンロ等もあるから火も使えるぞ」
麗子「冗談じゃないわ
両津「うるさい、これぐらいしないとお前らのイメージは回復しないんだ。トイレは公園にあるし、水も公園の水道があるから大丈夫だろ。いいか本庁からの命令なんだからお前らに拒否はできん、隠れて自宅に帰ったりしたら報告させてもらうからな」
中川と麗子は納得がいかなかったが、逆らう事はできず我慢するしかなかった。二人はテントの中を覗いてみる、あるのは少しの道具と布団だけで他には何もない。こんな所で二人きりで生活する事に色々と不安もある
両津「今日の勤務はもう終わりだからお前らは帰っていいぞ、ああそれと使える金は今月の給料だけだぞ。カードや会社の金から使うなよ、じゃあな」
そう言って両津は去り、テントの前には中川と麗子だけが残される
中川「僕達どうすれば」
麗子「圭ちゃん、とりあえず中に入って今後の事を話し合いましょ」
テントに入った二人は、腰を下ろす。
麗子「とりあえず慣れるまで、食事は外で取りましょう」
中川「そうですね、お風呂も銭湯で何とかするとして、お金にだけ気をつければ何とかなるかもしれませんね」
麗子「そうよ、前向きにいきましょう」
中川「はい麗子さん」
それから二人は今後の事の話し合いも終わり、夕食と銭湯に行きテントに戻る。テレビも本も無く、やる事がない二人はすぐ寝る事にした。
麗子「じゃあ圭ちゃん、ちょっと着替えるからごめんなさい」
中川は麗子が着替える間外に出る」
麗子「圭ちゃんいいわよ」
麗子からの合図で中川はテントに戻る、麗子の姿は先ほどまでの私服と違い寝やすいようにパジャマに着替えている。中川は麗子と同じ空間で寝るかと思うとどうしても緊張してしまう。
風呂に入ったばかりの麗子の匂いが狭いテント内に充満している
中川「れ、麗子さん今日はもう寝ましょうか」
麗子「そうねテレビも無いし、なんやかんやで疲れたわ。でも何とかなりそうね。一週間も我慢すれば両ちゃんも住民の皆さんも納得してくれるでしょ」
テント内の明かりを消して二人は眠りにつく、中川は緊張のあまりなかなか寝付く事はできなかった。


麗子「おはようございます」
中川「おはようございます」
両津「おお、お前ら何とか生活できたか」
麗子「当然よ。ところで両ちゃん、いつまで続ければいいの?
両津「一か月だな」
麗子・中川「ええっ!!」
両津の言葉に中川と麗子は目を大きくして驚く
両津「なんだお前らは、まさか一週間程度とか考えてたんじゃないよな?」
麗子「うっ、ええっと」
図星をつかれて麗子は慌てて両津から視線を外す、中川も言葉につまり動揺していた
両津「甘いな、一か月ぐらいどうって事ないだろ。派出所からも近いしいいじゃねぇか」
麗子「何言ってるのよ、着替えとか一カ月分もないわよ」
両津「なんだそれぐらい、まあ所詮お前らは金持ちの苦労無しの甘ったれだから我慢できんのかもしれんがな」
麗子「なんですって、分かったわよ。一か月ぐらいやってあげるわ」
中川「麗子さん、落ち着いて」
麗子「圭ちゃん頑張りましょ」
両津のあからさまな挑発にプライドの高い麗子は中川の制止も聞こえずそのまま派出所の奥に行ってしまった。
中川「先輩、麗子さんを怒らせないでくださいよ。一緒に生活する僕が大変になるじゃないですか」
両津「いいじゃねぇか、麗子みたいなナイスバディと狭いテントで暮らすなんて男なら皆希望したがる生活だぞ。中川、お前だって麗子にエロい事したくてたまんねぇじゃ無いのか」
中川「そんな事ありません。僕は先輩とは違います」
両津「ふん、まあその強気が保てるか楽しみにしとくか」


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