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僕と彼女と淫乱獣〈明久ハーレム小説〉
官能リレー小説 - 二次創作

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僕と彼女と淫乱獣〈明久ハーレム小説〉 2

「えぇぇぇっ!!?いっ、いや、だってさホラ、僕の家には姉さんがっ……」
「勉強会って言えばきっと大丈夫ですっ!だから行きましょうっ!」
困った。
いくら勉強会と言えども、女子二人だけなんて……あの姉さんが許す訳ないし、どうせすぐに見破られる。
でもこれは千載一遇のチャンスなんだ!
…………どうしよ……
「アキ、行きましょっ!ホラ、早く!!」
「えぇぇっ!?あっ、うん……」
マズいマズいマズいヤバいヤバいヤバい!!!
くたばれ!『うん』って言った数秒前の自分っ!!
いやいやいや、待て待て待て待て。
むさ苦しい男子が約一名いるじゃないか。
忘れてt………
「ぶほぉっ!?げほっ、ごほっ……」
誰かに背中をすごい勢いで叩かれた。
「雄二!?何するのさっ!!」
「あ?いや、何かお前が俺に失礼な事考えてる気がしてな」
テレパシーかっ!!
「もし違ったらどうするんだよっ!!」
「は?んなもん、決まってんだろ?お前をシメる」
「どのみち僕は暴力を振るわれるのか……………」
何かもう力が抜けた。
脱力感が僕を襲う。
「何だろうか、この脱力感……」
「お前の顔面にカビ●ラーをふっかけてやろうか」
「やめて!僕の顔はカビじゃないんだよ!それは雄二の顔面だよ痛い痛い痛い痛い!!!」
いや、でも……
もし雄二に下心があったとして……
………………
ダメだ!BLなんて健全な女の子なんかに見せられるものじゃない!!
「じゃあね雄二〜………」
「おう」

そんなこんなで帰宅。
「ただいま〜………あれ、まだ帰ってきてないのかな」
「お、お邪魔しますっ…」
「お邪魔しまーす……へぇ、アキの家って割と広かったのね」
「何か失礼だね美波……っとと、防犯のためにチェーンとカギ、それにバリケード……」

ドゴッッ

………キィィ

「……姉さん?もっと普通にチェーンを潰してくれたらいいのに……」
「チェーンを壊す事自体おかしいわよ………」
「アキ君、どうして女の子がいるのでしょうか。もしかして逢い引きを?」
何言ってんのこの人。
「違うよ姉さん……勉強会だよ!」
「友達と勉強すると、返って能率が落ちますよ?」
「くっ………!」
痛いところをついてくる……!
これではこの二人とキャッキャウフフするという野望が打ち砕かれる!!
「じゃあ、もう姉さんとも勉強一緒にできないよね?」
「そ、それは関係ないですよ、私は姉、彼女達は友達でしょう?」
ぐぬぬぬぬ!…でも………
「でも2人より姉さんと僕の方が親しいじゃないか!!一日ぐらいいでしょ?」

「仕方が無いですねぇ、姉さんも仕事があるので静かにお願いしますよ」
やったああああ!!!
「た だ し 、手を出したらお嫁に行けなくなるようなチュウをしますからね?」
「ねぇどんなチュウなの!?それに僕が行くのはお婿だからね!!?」
「おや、もうこんな時間ですか……じゃあアキ君、キャッキャウフフな事しちゃ駄目ですよ?行ってきますね」
ガチャ  バタン
「ふう………あ、チェーン無いから何にしよう…」
即席のバリケードじゃあ泥棒が壊しちゃうしなあ……うーん……

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