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AW―黒雪姫の堕落―
官能リレー小説 - 二次創作

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AW―黒雪姫の堕落― 3

「調教《テイム》…?」

「簡単にいえば、なんでも言うことを聞かせるようにしてしまうプログラムのようなもの、らしいの。能美がそう言ってた」

「私は能美の指示に従って、黒雪姫先輩を彼と引き合わせたの。あとは能美が、他のプレイヤーから奪ったスキルをうまく使って…」

突然の告白に、頭がさっと冷えるのをハルユキは感じた。
あの幼馴染みが、先輩を売るようなことをするなんて…

「でも、なんで…?なんでチユがそんなことを……!」

戸惑いと怒りと悲しみがないまぜになった感情を、ハルユキは千百合にぶつけた。
千百合はしばらく俯いて黙っていたが、やがて意を決したのか再びハルユキに対して語り始める。
「……調教《テイム》されたプレイヤーは、下腹部に独特の印が浮かび上がる…」

少し躊躇いながら、千百合はスカートをたくし上げ、ハルユキに見せ付ける。

「こんな風に、ね…」

スカートから覗くつるっとしたへそ下、そこにはくっきりと、痣のような刻印が刻まれていた。

「そして…プレイヤーを調教《テイム》するトリガーは…げ、現実世界で対象となるプレイヤーを…い、イかせる、こと…」

真っ赤に顔を染めながらの告白だった。
そしてそれは、この幼馴染みまでもが能美によって抱かれたことを意味していた。
「チユまで……そんな……」

再びへなへなとその場にへたり込むハルユキに、追い討ちをかけるようになおも千百合は話を続ける。

「ターゲットの絶頂と同時に……せ、精液を、奥深くまで注ぎ込むの……そうすると、あの、あのね……」

「も…もういい、チユ、もう……」

ハルユキの言葉にも構わず、千百合は話ながら吐息を漏らす。

「お腹の中から、じわっ……と、気持ちいいのが広がって……能美の言うことなら、何でも聞いてあげたくなるの……」

最早それはハルユキに聞かせるためではなく、かつての体験を思い出し、反芻するためのものだった。

画面の奥で交わり続ける能美と黒雪姫を潤んだ目で見つめながら、はあはあと吐息を漏らす。

ハルユキの幼馴染みは、最早すっかり能美のものにされてしまっていた。
ハルユキの知っていた太陽のような女の子の姿はそこにはなく、本能のままに従うただの雌と変えられていた。

そして、黒雪姫もたった今、これからそう変えられてしまうのだ。

自分を陥れた、憎いあの能美によって……

最早どうにもならない。愕然としたまま、それでもハルユキはぼんやりとモニターを眺め続けた。



「ふぁっ……あっ、はぁっ、あんっ……」
「先輩の中、もうすっかりぐちゅぐちゅだ。とても初めてだとは思えないや」

黒雪姫は寝そべっていた机から引き下ろされ、今は手を付いてバックから突かれていた。
能美の様々な体位によってすっかり膣内はほぐされ、愛液にまみれながら能美のぺニスを締め付ける。

「幻滅……させて、しまいましたか?ご主人様……」

だらしなくとろけた表情で、申し訳なさそうに黒雪姫は振り返る。
その仕草は能美の加虐心をくすぐり、興奮させた。

「いいえ、最高ですよ。先輩にはこれからもっともっといやらしいことをしてあげますからね」

「ああ、嬉しい……っ、はぁっ、ご主人様ぁっ、もっと、もっと私を、羽ばたかせて、く、くださいっ……」



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