ララ・サタリン・デビルークは通い妻 9
夢の中では、中年オヤジとララの状況がそのままモモに置き換えられて投影される。
つまり、今まさに隣の家で正真正銘オヤジの通い妻となろうとしているララの気持ちは、夢の中のモモの気持ちそのものとなっているのだ。
そしてララは、完全に身も心も中年オヤジの通い妻…いや、本当の「妻」となるべく堕ちた。
それが意味する事は調教され尽くした身体でのセックスを体験する事。
まだ抱かれた事のないモモ・ベリア・デビルークが体験してしまっては、中年オヤジの女にされてしまうのは容易に想像出来る。
そしてそれは現実となる
「本当に、可愛がり甲斐のある身体だねぇ…」
「あ、ぁあん、おじさま…っ」
小ぶりでピンと上向いた乳首を丹念に捏ね回され、吸い付く柔肌を余すことなく堪能する男に、モモはすっかり翻弄されていた。
いつもは蠱惑的な態度でリトをたぶらかそうとするモモだったが、今はふわふわと思考がまとまらず、快感を得ることばかりを本能が求めてしまっていた。
「おじさまの太いの…んっ、もぅ、もっと動いて…?」
腕を男の首に絡ませ、正常位のまま艶やかな唇を震わせながら上目遣いで促すように腰を揺らす。
「そんなにおねだりして、いやらしい子だ…」
「だって、こんなの…っあぁ、んやぁ…」
そしてその夜、ララはオヤジの妻として隣の家で、モモはそんなララの様子を夢の中で自分に投影しながら、一晩中快楽に溺れ続けた…
次の日の朝、何食わぬ顔でララはリト達の前に姿を現した。
「エヘヘ…ゴメンねリト、心配かけちゃって。昨日作ったメカの調子が悪くて、ちょっと材料取りに行ってたんだ」
いつもと変わらないララの屈託ない笑顔に、リトは溜め息交じりながらも胸を撫で下ろした。
しかし、昨日モニターでララの真実を見てしまったナナは表情が重く、美柑も何処か拭いきれない違和感に首を傾げている。
そしてモモは…
「お姉様ったら、相変わらずなんだから…でも、無事で何よりでしたね、リトさん?」
全てを知りながら何も知らぬ様子で、平然と姉を迎え入れていた。
この時には既に寝取られ願望が芽生えてしまっており、
モモはこの後、学校帰りに隣の中年オヤジの所を訪れてしまう。
大切なお姉様を助けるため、
そんな理由をつけて身体を要求される事知りながら
中年オヤジの元に向かった。