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ルパン三世・不二子の受難
官能リレー小説 - 二次創作

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ルパン三世・不二子の受難 10

「や、やっちゃおっか?」
「や、やっちゃおうゼ!」
友達として、またガキ大将カオルの子分として、長年慣れ親しんだ阿吽の呼吸なのだろう。
たったこれだけの言葉を交わしただけで、ナイフを構えたノブが斬りつけ役、一方のノグソはパンティを斬りやすいように引っ張る役を受け持つことになったようだ。
「あっ…ば、ばか……やめなさいッ」
無理やり引っ張られた下着のわきから、ちらちらと栗色のちぢれ毛の先をのぞかせながら、叫ぶ不二子。
「危ないからやめて……アッ…い、痛いッ」
ノブの構える剣先が、下着を斬りそこね、不二子の柔らかなわき腹にひと筋の傷ができてしまう。
傷口のうえに点々と、ちいさな赤い粒が浮かび上がってくる…。
「う、うごかないでよお姉さん」
「お、おいはやくしてよノブ…手が疲れちゃうよ」
自由をうばわれた状態で刃先から逃れようとする不二子の動きに、ノグソもパンティをつかまえているのがやっとのようだ。

「仕方ない子たちだな…吉岡君アレだ、手を貸してやりたまえ」
ただじっと彼らのやりとりを観察していたミツルが、静かに口を開いたのはそのときだった…。

「で、でも博士…ボクはいったいなにを手伝えば…?」
戸惑う吉岡君に、
「察しが悪いな…アレをアレするのサ、アレを」
答えながらミツルが指さしたのは、地下室の壁面に取り付けられた、無数のスイッチがちりばめられた操作盤であった。
「あ…りょ、了解しました」
指し示された操作盤を見止めて、吉岡君も何を手伝うべきなのか瞬時に理解したのだろう。
返事をしながら、不二子が吊られているのと反対側の、操作盤が取り付けられた壁の方へ駆け寄ってゆく。

「な、何を…」
不安を隠す余裕も無いほど追い詰められた不二子の疑問は、すぐに解決した。
ガララララ、ガシャン…。
ガリガリ、ガリガリ、ジャラララララ……。
地下室の天井ごしに、大掛かりな仕掛けが作動する物音がするやいなや、不二子の両足首に取り付けられた金属の枷(かせ)が、鎖とともに巻き取られ始めたのだ。
「…おおっ」
「すげえ……」
毎秒10センチていどのゆったりとした速さで、ストッキングに包まれた両脚は、まるで少年達に向かってVサインをするかのように高々と持ち上げられてゆく…。
吊られた両手首と同じほどの高さまで両脚をつりあげられたところで、吉岡君は操作盤のスイッチから手を離した。

「す、すっげェ…すんげえ眺め」
「ぱ、パンツ食い込んじゃってる…お姉さん、痛くないのかな?」

ノブ&ノグソの言うとおり、それはまだ幼いかれらにとってさえ刺激的で、ひどく淫靡な状況であった。
まるで体操選手が開脚しながら跳躍している瞬間を、写真に撮らえたようなポーズに固定された、不二子の股間。
先ほどノグソに引っ張られたせいで、ほとんどフンドシのように縦に食い込んでしまったままの下着の両わきからは、乱れた栗毛が露出してしまっている。

「い、いや…い、痛い……おねがいだからこの脚を下ろしてェッ」

叫ぶ不二子を尻目に、操作を完了した吉岡君はミツルの方を振り返る。
当のミツルはただ無言で腕組をしたままうなずき返しただけだったが、どうやら彼の意図は、吉岡君によって反映されたようだった。
(たしかに、…こうされると……今まで以上に身動きできないわね)

不二子の分析どおり、両脚を吊り上げられてしまうと、腰をゆすることもほとんどできないため、ただ少年たちにパンティを切り落とされるのをおとなしく待つ他無いのだ。
しかも、扇子を開いたように押し開かれた両脚の中心から、そのまま下着がうばわれてしまったら…。
すでにほとんど見えてしまっている陰毛や、汗ばんだ恥部はおろか、その下にある秘めやかな小穴まで、全てをここにいる少年達にさらしてしまうであろうことは、想像するまでもないことだった。

(は、恥ずかしい……なんてもんじゃないワ)

だがもっとも恥ずかしいのは、今まで少年たちから加えられたさまざまな行為が、彼女の身体の中心部にはげしく作用していたことだった。

(や、やばい……こんな状況で、こんな子供たち相手にアタシ…あたし、どうしようもなく………なっちゃってる…)

食い込まされた下着の内側で、汗でもなければ塗りつけられたジャムとも異なるなにかが、股間の中心の恥辱的な変化を、彼女自身にに思い知らせているのだった…。

そして。
もっと恐ろしいのは、相手が子供であるということだったろう。
相手が大人の男たちであれば、このタイミングで仲間割れさせるよう仕向け、どうにか切り抜ける事も可能であろうが、彼らは十代そこそこの子供たちなのだ。
人一倍の興味こそあれ、おそらくは性交の快楽などとは無縁の生活を送っているであろう少年らには、不二子の最大の武器である色仕掛けは通用しないであろう事は、これまでの無軌道な彼らの行動からして容易に察しが付く。

やがて。
「さ、今度こそ…動かないでよ、お姉さん」
追い詰められた不二子の思考を破って、震える声でささやくノブ少年の構えた刃が、容赦なく振り下ろされたのだった…。

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