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ルパン三世・不二子の受難
官能リレー小説 - 二次創作

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ルパン三世・不二子の受難 8

「あったよ、コレコレ」
満面の笑顔でそう言ったノグソの手のひらには、二つの小さなビニール袋が乗っていた。
「…パンは無いけど、しょうがないからコレでも舐めてようっと」
それは、給食に付いてきたのであろう、イチゴ味とおぼしいジャムなのだった。
「あいかわらずイジキタナイ奴だなノグソは…」
あきれたようすで肩をすくめるノブだったが、
「お、おいノグソ、ちょ、ちょっと待て!」
不意に何かに気付いた風で、ぽっちゃり少年の手首をつかんだ。
「なな、なによノブ、コレはやらないぞ?」
「ばか違うよ……おまえ、無いなんて言ってたけどさ、あるじゃん」
「な、なんだよ、何があるんだよノブ…なにかおまえ、食い物でも隠してんの?」
「ちげーよばか…ほら、アレだよ」
「え…?」
アレだよ、とノブが指し示したそこには、両手両足を縛められ、乳房をさらしたままの不二子の姿があった。


「パンは無いけどさ、もっとイイものがあるじゃないか……ほら、な?」
優等生風のノブの銀縁メガネが、この時だけは怪しく光った。
「う、うん…」
そううなずく三重アゴのノグソのノドの奥で、生ツバを飲み込む音が聞こえてくる。
「…で、でもおれ、いまおまえに手ェつかまれて、にぎりしめちゃったらこんなになっちゃったよ?」
そう言って右手を開いて見せる彼の手のひらの中で、ジャムの袋がひとつ破れて中身が飛び出し、手のひら全体をヌラヌラと汚してしまっていた。
「なんだよ、それならなおさらちょうどイイじゃん……そのまま、塗っちまえよ…おっと、もう一つは、おれが使っちゃってイイよな」
ノブはまだ無事なほうのジャムの袋をつまみあげて、自分の両手のひらに塗り付けながら、
「うひゃ、つ、冷てえェッ」
と奇声をあげてはしゃいでいる…。

「こら、勝手なことをするんじゃない……ど、どうしましょう博士?」
すっかりないがしろにされてしまった吉岡少年は、背後のミツルを不安げに振り返った。
が、ミツルも(しょうがないな)と言いたげに肩をすくめてみせただけだったので、このさい好きにさせてやることにした。
「だ、だめよきみたち……そんな手で触っちゃ…いや、イヤッ」
あろうことか、給食のパンの代わりに見立てられてしまった不二子は、ジャムまみれの四つの手のひらから逃れようと、激しく身をよじり始めたが、その行為は無駄にただ四肢を縛めているクサリをジャラジャラ鳴らす以外、何の効果も無かった。
「ひゃっ……ひゃああン」
ぬちゃぬちゃと音を立て、どこか人工的なイチゴの香りとベトベトした感触が、不二子のアゴをのけ反らせた。
「す、すげー…すげーよこのオッパイ……まるでバケツで作った、プリンみてェだ…」
いつだって食べ物のことが頭を離れないらしいノグソが、そんな歓声を上げながら、両手の中でブルブル揺れる左乳房に顔をうずめてくる。
「あっ?……アッ、い、いやあん……いたい、痛いィッ」
硬くしこった乳首のすぐそばに前歯を押し付けられた痛みが、不二子の目尻に涙を浮かべさせる。
「…ほんとすごいおっぱいだよこれ…ネトゲの女戦士なんかが、スライムの大群におそわれちゃったらきっと、こんな風にヤラレちゃうんだろうなあ」
汗でずり落ちかけたメガネを片手でおさえつつ、右側の乳房の先端部をつまみながら妄想にひたっているのはノブのほうだ。
「…だいじょうぶかい女戦士?……いまからこのボクが、オッパイにくっついたスライムを退治してあげるからね?」
現実と妄想をごっちゃにしたようなささやきとともに、彼もまた、乳房に顔をうずめてくる…。

「…ンあっ、……ァアン……はあ、はあ、はあ…」
少年二人の生暖かい舌先と、歯と、熱い吐息が、ジャムまみれの不二子の乳にさらなる刺激をあたえる。
いつしかギュッと目を閉じて、不二子は息を切らせながら、両乳房におそいかかる攻撃に耐えていた。
そうしていると、まるで本当に自分がゲームの中で、スライムたちにまとわりつかれている気分だった。
胸をおおっていたビキニ鎧をはぎ取られ、乳房や乳首は言うに及ばず、鎖骨やわき腹、うなじや耳までをも這いまわる、ナメクジのような感触…。
(や、やだ……あたしまで、ゲームし過ぎの子供みたいな妄想を…)
一瞬よぎった正常な思考とは裏腹に、不二子の妄想の中の女戦士は、身体を這いまわる感触に耐えられずに、太ももむき出しの両ヒザをモジモジとよじりあわせ、くねくねと腰をゆすり始める。
(ああ、そんな……このままじゃやられちゃう)
そのスキを逃さずに、スライムたちはドロドロと、彼女のむっちりとしたお尻をおおったスカート状の革鎧の隙間へと、侵入を開始するのだった…。
そして次の瞬間。
その淫らな妄想がついに、現実のものとなってしまうのである。

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