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ルパン三世・不二子の受難
官能リレー小説 - 二次創作

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ルパン三世・不二子の受難 3

テレビの戦隊モノのヒーローがプリントされた、しかし危険な凶器である吉岡少年の手袋が遠慮なく、おびえを隠せない不二子に近づいてくる…。
「しかし、このままじゃアレだな吉岡君…」
こんなことして、学校の先生に叱られちゃうわよ、などと不二子が叫びかけたとき、ミツル少年が口を開いた。
「…踏ん張りがきかないとはいえアレだ、両足にもアレしてくれたまえ…武器の検査はアレだ、私がアレするとしよう」
「…は、はい」
しぶしぶといった様子で引き下がった吉岡少年は、目の前にぶら下がった魅力的なオモチャをもの惜しげにみあげながら、鎖のつながった新たな金属製のリングを引っ張り出して、不二子の足首に取り付けてゆく。
(…さっきから何なのこの子たち)
両足をも縛められながら、反撃の隙をうかがいつつ、不二子は奇妙な違和感におそわれていた。
(…まるで友達同士っていうより、上司と部下、って感じよね)
「では、アレなんで調べさせてもらうよ、峰不二子クン」
無邪気さのかけらもないミツル少年の言葉が、不二子の意識を現実に引き戻した。
「…や、やめなさいミツルくん!!」

怪しまれぬよう、教材の訪問販売員を装ったダークグレーのタイトなミニスカスーツに身を包んだ、豊満さを隠しきれぬ胸元に、黄色い電気ネズミのモンスターをあしらった手袋に包まれたミツル少年の指先が近づいて、不二子は声を上げた。
「お、お父さまの如月教授に言い付けちゃうわよ?」
「…お父様、だとさ吉岡君」
ミツル少年は不二子の言葉には答えずに、足元でリング状の枷(かせ)を取り付けている助手に声をかける。
「如月教授に助けを求めたってアレさ、なあ、吉岡君」
「はい、むしろほめてくださいますよ…なにしろ、教授の開発した秘薬を盗みに来た、悪いおねえさんを捕まえたんだもん」
(…!?)
「きっと、『けしからん女泥棒め、きついお仕置きをしてやる』とおっしゃったんじゃないでしょうかね?」
ようやく不二子の両足を縛め終えた吉岡少年は、学校指定とおぼしい長袖の体操服のソデでひたいをぬぐいつつ立ち上がった。
「…うむ、きっとアレだな……『けしからん女狐の、けしからんこの身体をとことん調べ尽くしてしまえ』と言ったろうよ……それッ」
…ビリッ!!
「あっ、い、イヤッ」


さすがの不二子も、おもわず子供相手に悲鳴をあげなければならなかった。
ミツル少年の掛け声とともに、グレーの上着のボタンがはじけ飛び、薄桃色のブラウスが縦に引き裂かれてしまったのだ。
「…けしからん、実にけしからん……なあ吉岡君?」
「は、はい…おねえさんのむ、胸は、ほんとうにその、けしからん…けしからんオッパイです」
冷静なままのミツルとは対照的に、顔を上気させた吉岡君は哀れなほど落ち着きを失っていた。
長袖の体操服と同じジャージ生地の半ズボンから伸びた、日に焼けた両足をもじもじとよじりながら、まるでおしっこをガマンしているかのようなうろたえぶりで、衣服の胸元を破かれた不二子を見上げ、しきりにひたいの汗をぬぐっている。汗を吸い込みすぎた右の袖口の生地は、明るい緑から深緑に変色している。
「うむ…たしかにアレだな、けしからんな」
襟首のボタンだけは留まったままで、まるでスナック菓子の袋を開けたように引き裂かれた不二子のブラウスの隙間から、純白のブラにおおわれた汗ばんだ乳房が今にもこぼれ落ちそうにその姿をのぞかせている…。

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