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ルパン三世・不二子の受難
官能リレー小説 - 二次創作

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ルパン三世・不二子の受難 17

三人組の少年たちが乱入してきた時から開けっ放しの鉄の扉の向こうから、哀切なメロディーに乗っ
て、どこか儚げな透明感のある女性の歌うスキャットが流れてくる…。

『♪ダ・ダヴァダ・ダヴァダー……ダヴァダーヴァ―ダーヴァーダ・ダヴァダ―………』  

この屋敷の近くに路上駐車した車のカーラジオか何かなのだろう。
時折音声が乱れがちで聴き取りにくくはあったが、いつもと変わらぬ夕暮れ前の地上よりは、
ほんの数メートル隔てたこの妖しく淫らな地下室にはぴったりのBGMであった。

「ヨシユキくん…ヨシユキくんの、硬くて…熱くて、とっても素敵よ?」
最初の挿入の余韻を楽しむように、不二子は少年に恥丘を擦り付けて、彼を抱きしめる。

「…不二子さんも…不二子さんも、あったかくて、なめらかで…す、ステキだよ」
ヨシユキ少年も、不二子を見つめ返したままで抱きしめ返す。

くすっ。
おもわず、といった様子で不二子が吹きだす。

「…?」
突然の不二子の笑顔を不思議そうに見上げる少年のくちびるに、ひとさし指がそっと当てられる。
 
「『さん』なんか付けないで…不二子って、呼んで頂戴」
「は、はい不二子さん…じゃないふ、ふ、ふじ、こ」
まるで恋人同士のように顔を見合わせ、少年と彼女は互いにつながりあったまま、
今度はふたり同時に吹きだしてしまっていた。

「…ヨシユキくん」
「…不二子」
こみ上げる笑いが途切れて、再び見つめ合うふたり。
そのままどちらからともなく、互いをむさぼるように動き始める…。

「……いい…いいわ、ヨシユキくん……そう、そうやって腰を突き上げるのよ?…」
不二子の胎内に感じられるそれは、悲しいほど小さく、頼りない少年自身には違いなかった。
しかし、友達を守ろうとした健気な彼を体現するかのように脈打つそれに対し、不二子は物足りなさをはるかに超えた愛おしさを覚えていた。

「こう?…こうすればいいの?」
「アッ、アッ……ィィ…いいの、それでいいの………あっ、あっ、あっ」
素直すぎる少年のリアクションに、不二子はますます昂ぶってゆく。
その感情に比例して、少年を包み込む粘膜の締め付けと、豊かなバストを弾ませる腰の動きは激しくなってゆくのだった。

そんな乗り手に応えるかのように、おろしたての真新しいバイクは彼女の中を駆け抜けてゆく…。
「…ふ、ふじこ、不二子待って…ボク、ぼくまた」
「…イイから…出しちゃってイイから、そのまま…そのまま動いてッ」

先程射精したばかりとは思えぬ量の白濁が、かまわず動き続ける不二子の胎内におさまりきらずに噴出した。

しかし。
その体液を起爆剤に、不二子のエンジンもまた、頂点に向かって加速してゆく。


「…うぐっ……くっ、くうう」
髪を振り乱した不二子の身体の下で、射精感に耐える少年のくちびるが苦しげなうめきをもらした。
が、かまわず彼女の豊かな腰が少年の身体に叩き付けられてゆくのだった。

「…いいぞ…いいよ吉岡君アレだ……もっとそのオンナのナカにキミをアレしたまえ」
彼らしからぬ興奮しきった息遣いで、見守るミツルが声をもらす。

「あ、あの…」
「…えっと、お、おれ、おれたち…」
高みに昇りつつあるふたりに見とれるうち、こらえきれずに股間をおさえたノブとノグソの声に、
「…しかたないわね……たすけてあげるから、こっちにいらっしゃい」
不二子は鎖につながれたままの手で、二人を招きよせるのだった。
「…!!」
思いがけぬ彼女の誘いに、まるで広々した公園の遊具に向かって駆けだすように嬉々として、ノブは正面、ノグソは背後から彼女にしがみついてくる。

「あん…もうバカ……しょうがないわね」
ゆさゆさ弾む乳房に、呼吸を荒げたノブ少年のチンチンがこすり付けられてくる。
「きゃっ…こ、コラ……そこ弱いっていったでショ…あ、あァん」

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