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ルパン三世・不二子の受難
官能リレー小説 - 二次創作

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ルパン三世・不二子の受難 14

「なあ、だからもうそこどけよ、おまえ太ってっからジャマなんだよ」
そう言いながら、まだ舌の上にこびりついた抜け毛が取れないでいるノグソを押しのけ、
「…さあ、お姉さん、今度はボクの番ですからね……えっと…いりぐちは、このへんか、な?」
丸くくびれたプラスチック製の先端部を、唾液と淫水で汚れたところに押し当て始める。

「そ、そんなの、そんなの…」
…挿入らないわよ、と不二子が言いかけた時だった。

…ブチュッ。

どことなく間の抜けた、奇妙な音。
それは、あまりにもあっけなく、子供用の楽器が中ほどまで、不二子自身に突き入れられた瞬間であった。
と同時に、
「ア、あヒはァああああああぁぁアっ!!」
不二子の極限まで開かれた口から、ひときわ大きな絶叫があふれ出したのだった。

開脚されたままの彼女の股間からニョッキリと、リコーダーが植わっている。
された方にはたまったものではなかったろうが、見た目にはまるでおチンチンが生えてきたような滑稽さである。
「入っちゃった…ほんとに入っちゃったね、お姉さん」
ささやくノブ少年も、どことなく笑いをこらえている表情だ。
しかし。
異物を突き立てられた不二子の方は、絶叫こそ収まったものの、叫び声をあげた時の表情のままで、全身を硬直させていた。
(やだ……)
混濁しかけた意識の中、不二子は心の中でつぶやいた。
(…あたし……アタシ………軽くだけど)
少年による異物挿入の瞬間、軽い絶頂感をむかえてしまったのだった。
(あ、ああ……どうして、どうしてこんな…)

快楽の余韻の中、ある記憶がよぎる。
IPS細胞開発の受賞に沸いた近年、しかし実用化にはまだ時間が必要なのが実状であった。

そんななか、ある学者がこんな発表をする。

「…失った細胞を補うのではなく、人体そのものが若返り、移植に頼らなければならないような怪我や病気に負けない肉体に生まれ変わる、そんな新薬の開発に成功しました……もうすでに、人体による臨床実験は完了しています!!」

「この国は、近日中に若者だらけになります!……老いと痴呆におびえて暮らす日々からの脱却です。老人がいない国に定年退職も無いのですから、死ぬまで現役です」

「寿命を迎える瞬間まで、元気に働く、優秀な納税者です…税収問題も、年金問題も、奥様の美容も、すべて解決!!…それはアンチエイジングという分野の革命であり、頂点です!!」
…ただ、業界紙にそんな発表があった直後、開発者は行方をくらました。

新薬のサンプルと、臨床データのすべてと共に……。

不二子が追っていたのは、その新薬と臨床試験のデータだったのである。
たったひとつ、一人の少年を写した複数の画像データを手掛かりに。
ようやく突き止めた個人情報から、如月教授の屋敷にたどり着いたところで、吉岡少年と出会い、だまし討ちされる形で如月ミツル少年にとらえれれてしまったのが、今の不二子なのだった。

ミツルと吉岡君の、研究者ゴッコのような奇妙なやりとりはともかく、彼女にとっての疑問は、どこからどう情報が漏れたのか、不二子が屋敷にやってくること、彼女が産業スパイを副業のひとつにした犯罪者であることを事前に察知していた節があること。

さらに。

お医者さんごっこめいた遊びのオモチャにする以外のなにか、秘められた目的がミツルに少年にあるように思えてならないのだった。

(………はっ)

軽いエクスタシーの余韻がもたらした、不二子の記憶と意識の走馬灯は、さらなる責めを再開した二人組の少年たちの気配によって打ち破られる。
ぐちゅ、ぐしゅっ、ぐちゅ、ぐしゅっ…。

(!!!!!)

不二子に突き刺されたリコーダーが、ノブ少年の手によって激しい往復運動を開始したのだった。
挿れ慣れた男性自身のソレと比べれば細い、しかし倍するほど長い先端部は、やすやすと彼女の奥ふかくに到達してしまう。
くびれた笛の先は容赦なく、不二子の粘膜壁をこすり立てながら、最奥の子宮口の扉を、ノックする。
そこは出産のための扉であると同時に、彼女の快楽への入り口でもあった。

「あひっ…あhィu&ERT&%''8)!"#$%aaaぅぐああああァッ!!」
もはや言葉にならぬ叫びもろとも、不二子はより激しい官能の渦へと飲み込まれてゆく。

「ひゃアあん、|〜=」*+%&’……ィゃ、あひィゃン」
だが、今こんなにも不二子を乱れさせているのは、樹脂製の縦笛だけではない。

淫花を深々と抜き差しするそのすぐ下では、滝のようにあふれ出した不二子の体液に濡れながらひくひくと息づいている尻の穴のまわりを、カバンの中からノグソ少年が用意してきた、図工の授業用の絵筆によって執拗にくすぐられていたのである。

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