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ルパン三世・不二子の受難
官能リレー小説 - 二次創作

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ルパン三世・不二子の受難 12

「や、やめてください、博士!」
気弱な吉岡君らしからぬ叫びが再び上がったが、まったく意に介さない様子のミツルによって、カオルは壁に寄り掛かるように座らされ、デニムのハーフパンツをはいた両脚をMの字にひらかれた形のまま、後ろ手に縛られた腕と両ヒザをロープで結ばれてしまった。

「アレだな…思ったよりは体重が軽いみたいだね……おかげでアレだ、もう準備できたよ」
そういいながら、気絶したままの少女へと、ミツル少年の手がのびてゆく。
「や、やめて…あっ」
おもわず叫びながら駆け寄ろうとした吉岡君を、ノグソが後ろから羽交い絞めにしてしまった。

「…へえ、こうしてみるとアレだ、なかなか可愛い顔じゃないか」
目深にかぶっていた野球帽を取り上げたミツルの言うとおりだった。

女の子にしては少々日焼けしすぎていたし、どことなくまゆ毛が太い印象はあったものの、ショートカットの黒髪も、閉じたまぶたから伸びたふわふわしたまつ毛も、美人と言ってもいいすぎではない少女そのものであった。

「はなして…離せっ」
吉岡君は抵抗を試みていたが、体の大きなノグソから逃れられそうにない。
「博士やめて…カオルは……カオルはいいやつなんです!………いじめられっこだったボクや、ここにいる伸夫くんや野口くんを子分にするなんて言って、そりゃ、ふだんはいろいろコキ使われたけど…でも、ほかの連中からは絶対に、守ってくれたんだ!!……カオル自身だって三年生のころ、性同一性障害とかで、女の子たちから仲間はずれにされちゃったことがあって…それでも……いいやつで…」

いつしか吉岡君の叫びは涙声に変わっていたが、彼の方を見ようともしないミツルは、ノブから例のナイフを受け取って、

「さあアレだ…ショータイムだ」

…相変わらずの口調で宣言しながら、凶器を振り上げた。
「やめてェェッ!!」

吉岡君の絶叫が、地下室にこだまする。

……。
数秒の、沈黙があって。

「…ふん」
ミツルのため息が聞こえてきて、吉岡君は顔を上げた。
「仕方がないなキミも……まあいい、この子はアレだ、助けてやろう………ただし」

ミツルの眼鏡が、ひときわ妖しい光を放った。

「代わりに君がアレだ、服を脱ぎたまえ……この子を助けてやりたいなら、ね?」

「え…?」
泣きはらした顔のまま、驚愕の表情を浮かべる吉岡君。
「いやとは言えないはずだ…この屋敷に勝手に忍び込んだ君が、ここのあるじである老婆に捕まってしまったのを助けてやった、このワタシへの恩があるはずだよ…?」
おどろく吉岡君を言葉で追い詰めるミツル。

「で、でも、それは…」
「出来ないなら、アレだ!!」

業を煮やしたミツルの叫びとともに、シュッ、と空気を切り裂く音がした次の瞬間、眠ったままのカオルの胸元の衣服がはらり、と裂けてしまった。

「…あっ………か、可愛い!!」
思わずノブが歓声をあげるほど可憐な、低学年用ブラに包まれた幼い胸があらわれてしまった。

「さあどうする?………今度またアレだ、ためらったら、次はおっぱいを出してしまおうか、それとも、その下の…?」
「そ、そんな…」

一度は助けるといっておきながら、次第にミツルの意図通り、少女の身体があらわにされてゆく。
さっきまでカオルを助けようとした吉岡君も、まさか自分が丸裸になれ、などと命令されるとは予想もできず、いまはただ自分と少女のどちらが恥ずかしい目に遭うのかの狭間で葛藤するしかなかった。

そして…。
「…また躊躇したね?……ならばアレだ、それッ!!」

容赦の無いミツルの斬撃が、気を失ったままの少女を襲う。

…ぽろり。
スポーツタイプのブラジャーが、裂かれた中央から左右にはだけ、彼女の可憐過ぎる乳房があらわになった。
さらに、ぱらり、と。
デニム生地におおわれた股間までもが、木綿のパンツ一枚を残して切り裂かれてしまった。

(な、なんなのこの子?まるで……まるで、女性そのものを憎んででもいるみたいな………あッ!?)
子供たち同士のやり取りを観察していた不二子であったが、彼女の身にも再び危険が迫っていた。

「えへへ…おねーさん、こ、ここ、舐めてみていい?…ねえ、いいでしょ?」
「その、脚の真ん中になにかを入れると、気持ちがよくなるんですよね?……だったら、こ、これなんか、どうかなあ?」

「…い、いやっ、イヤよッ」
不二子の花芯を注視したままヨダレをながしているノグソと、自分のランドセルからリコーダーを取り出して見せている、ノブの二人組が、彼女に迫っていたのである。

「…い、イヤッ……来ないで…こっちに来ないでッ………」
無駄と知りつつも叫んでしまう不二子の声が、地下室に響き渡るのだった…。



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