SO2アナザーストーリー 9
〜数十分後〜
ギシギシ…
パンパンパンパン…
プリシス『あん…あっあっあっあ…キ、キス…して…はぁん!』
アシュトン『わかった』
プリシス『あっあっ…んぐ…』
キスをしつつ、お互いに躰を密着させる。
プリシス『…また、またイッちゃう…』
アシュトン『僕も…もう限…界』
アシュトンはプリシスに強く打ち付けて果てる。
アシュトン『大丈夫?プリシス』
返事がない。どうやら眠ってしまったようだ。
アシュトン『プリシス。お休み』
アシュトンもプリシスを抱いたまま、眠った…
〜翌朝〜
プリシス『う、う〜ん』
アシュトン『やぁ、おはよう』
プリシス『お、おはよう。ってアシュトン。それ…』
プリシスの視線の先にはギョロとウルルンがすでに、定位置(?)に戻っていた。
アシュトン『ああ、なんでも、僕以外のに憑依すると、消耗が激しいらしいよ』
プリシス『へぇ〜。そ〜なんだ』
ってな感じで、他愛もない会話をしてると。
従業員『お二人さん。チェックアウトは10時ですよ』
アシュトン『は、はい。わかりました。プリシス。少し休んだら、出る?』
プリシス『うん、そーだね。それから、クロス辺りまでいかない?』
アシュトン『いいけど、なんで?』
プリシス『いやー。レナにお袋さんに手紙を渡して。って頼まれたんだ』
アシュトン『わかったよ。一緒に行ってあげるよ』
プリシス『ホントに?』
アシュトン『当然だよ。彼氏なんだから、遠慮なくさ』
プリシス『うん。アリガト』
そう言ってニッコリと笑顔のプリシス。これが、アシュトンの励みになったのは言うまでもない。
宿屋を出た二人。とりあえず、旅支度をしようとした矢先、共に戦った仲間を見つける。
アシュトン『あれは、ディアス。それに、チサトさんも』
プリシス『それに、ノエルにウェルチ』
ディアス『アシュトンにプリシスか。久し振りだな』
プリシス『うん、久し振り。にしても、その傷は?』
ディアス『俺もまだまだ修行不足。ということだ』
ウェルチ『よく言うわよ。チサトを庇って、出来た傷なのに』
確かに、ディアスは所々に傷があるが、チサトには特に外傷はない。
ディアス『だから修行不足と言ったんだ』
ノエル『でも、実際問題、彼らの強さは尋常ではないですよ』
アシュトン『そんなに強い敵がいたの?』
チサト『うん。あの"試練の洞窟"はとてつもない秘境だね。もし、ディアスがいなかったらと思うと…』