PiPi's World 投稿小説

ふたりエッチ〜優良の凌辱日記〜
官能リレー小説 - 二次創作

の最初へ
 10
 12
の最後へ

ふたりエッチ〜優良の凌辱日記〜 12

女は言葉を失った。まったく暗示にかかりやすい女だ。もちろん薬の中には媚薬を混ぜてある。しかし、女は自分の本性が「淫乱」であるという暗示にみごとにかかり、ショックに口も聞けないようだ。それにしても、これほど被暗示力が強ければ、本当に媚薬じゃなくてもよかったかもしれない。オレは媚薬を混ぜたことを少し後悔した。
いずれにしても「自分が淫乱である」というオレがうえつけた女の本性。後は少しずつ理性の衣はぎとり、それをむき出しにしていくだけである。
「優良さん、今日は映画に行くことにしましょう。」
女はうつろな表情でオレを見つめた。昨日、つきつけられた「自分の本性が淫乱である」というショックからまだ立ち直れていないのだろう。
オレはリモコンのバイブを秘局にさしこむように指示をした。意外にも、女は抵抗を見せずに、それを自分の秘局にさしこんだ。もう、精神的に抵抗する気力も萎えているらしい。その本性がオレが刷り込んだ「偽の本性」であるということにはまったく気がついていないようだ。
オレは女を連れて、繁華街へと出かけた。メイン通りから一本裏道に入ると、そこは歓楽街である。
まわりの好奇の目がこんな美人を連れて歩いているオレと女のほうへ注がれているのがオレにもわかった。
「優良さん、ここに入ってみましょうよ」
オレが女の肩を抱きよせ、入っていたのはストリップ劇場だった。中は何人もの男連中が、場所狭しと舞台へとかじりついている。そこへとびっきりの女がはいってきたのだ、多くの男たちの目が女の方へ注がれた。
ちらちらと女を眺める奴、中には見ていることを隠そうともせずニタニタと笑いながら、じっと女の体を上から下まで舐めまわすように見つめる奴もいた。女はオレの腕にしがみついた。
また女の緊張が腕から伝わってくる。前に「大人のおもちゃ」屋に連れて行ったときとは、まわりの男とたちの数や近さがまるで違う。
「よう、にいちゃん。きれいな彼女連れてるな。一回、オレにも犯らせてくんない?」中年の男が酒臭い息をふきかけながら声をかけてきた。オレは愛想笑いだけをして、男のことを無視した。女の緊張は極限まで高まっている。
舞台の上では煽情的な踊りをしながら踊り子が最後の一枚を脱ぎ捨てた。男達の歓声があがりすべての男たちの目がその舞台へと注がれた時、オレはリモコンのスイッチを入れた。
女は低く悲鳴を押し殺したようなうめきを上げたあと、声を上げまいと、俺の腕をぐっとつかんだ。最後まで女は声を上げなかった。女がひざをついてくずれ落ちそうになったとき、俺は女を抱きかかえ倒れないように支えた。
「優良さん、気分が悪くなったのですか?ここは空気が悪いし、外に出ましょう。」
女を抱きかかえるようにしてオレはそこを出た。
そこからしばらく歩いたところに目的の映画館はあった。もちろんポルノ映画だ。館内はまばらに客が座っている。まわりが暗いせいもあって、さすがに客は女連れのオレに気がつかない。

SNSでこの小説を紹介

二次創作の他のリレー小説

こちらから小説を探す