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METAL・MAX―征服の進軍―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―征服の進軍― 9

「なっ・・・・」
下になったままのグレイスは顔を真っ赤にした。
 あ、あたしが可愛い・・?
 
「顔も可愛いが、膣内の感触は俺が知る限り今までで最高だったぜ。しかも毛がない。これは稀少だ。」
秘所のことを言われて、真っ赤な顔がさらに赤くなる。

「もう俺なんかを宗教に勧誘したって無駄だってわかったろ。何か違う仕事でもしてみたらどうだ?」
 何よ・・・・ひとを無理やりにヤっといて、いきなり違う仕事しろですって・・??
グレイスの上から退き、ベッドにつっぷしたまま煙草に火をつけるタクス。
グレイスは余韻で気だるい体に鞭を入れてベッドから降りると自分の服をかき集めた。
「ふざけないで。私は神に仕えるのが云々…。
こんなことで信仰を云々…。」
最後に外された貞操帯を懐にしまうと「地獄に墜ちなさい!」と叫び、タクスの家を飛び出した。
タクスは「どうすっかな。」とつぶやき、タバコが燃え尽きるころになると「やれやれ」と漏らしながら体を起こした。
「世話の焼ける。」
愛液と精液が乾いた股間を拭うこともなくズボンを穿き、身支度を始める。
弾薬を補充した弾倉を弾帯のポーチに詰めて新しく勝ったクイックリローダにもマグナム弾をかませてホルスターのポケットに詰め込む。
箪笥から新い防弾チョッキを引っ張り出す。
まるで対ボス戦のように念入りに身支度をした。

その頃、グレイスは

「教祖様!なぜ?なぜです!なぜ私は処刑されなければならないのですか!?」
教団施設の奥の部屋で縛りあげられ、幹部連中と玉座に踏ん反り返る教祖の足元に転がされていた。
玉座からグレイスを見下しているのは白人の大柄な美女。
普段なら温和な笑みを湛えているのだが、今は冷たい笑みを張り付けている。
その上、修道服の胸を押し上げる豊かなふくらみ。
グレイスも脱いで大人しくしていればまずまず均整のとれた体型の美人の部類に入るのだが、色気という一点では教祖様と呼ばれた冷たげな女のほうが上だった。
教祖から見て右には男性幹部が3人、同じく左には女性幹部が3人並んでいた。
ある者はグレイスを冷たく見下し、またある者は何事も起きていないかのように平然とした表情でグレイスを見ていた。
教祖は軽く手を振ると幹部の男が二人、グレイスをさほど貴重じゃない荷物かゴミ袋のように部屋から引きずり出した。
「教祖様!私は今まで教祖様の教えに従って生きてきました。なのに…なのに何故!?」
グレイスが悲痛な叫びをあげるが部屋を出るまでついに教祖はその口を開くことはなかった。
重厚な扉が閉められると引きずっていた幹部の一人が口を開いた。
「お前ら下っ端が勝手に貞操帯を外してあまつさえあんな下賤な者と事に及び操を散らしたからに決まってるだろ。」
「あれは無理やり…!」

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