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METAL・MAX―征服の進軍―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―征服の進軍― 49

また、ウサギにアンテナを付けたような姿のモンスターもびんかんバニーと呼ばれるので、記号の意味はわからないが誰言うとなく人型の方をMS1という記号を付けて区別するようになって、ハンターオフィスの人ですらこの分類で処理するようになった。
「どうするよ旦那?綺麗な姉ちゃんじゃねえか。殺すのはもったいないぜ?」
そう言っている間に、びんかんバニーMS1は攻撃態勢に入った。
ヒュヒュッ!
びんかんバニーMS1が爆弾を投げてくる!
バゴン!
カクテルピッチャーの正面装甲を直撃!
装甲タイルを何枚かはぎ取っていった。
「さーてと・・・美女は殺したくないし・・・・。」
「だからってご主人さま!向こうは私たちを殺す気なんですよ!」
タクスの呟きにグレイスが返す。
ドドド・・・
重々しい音とともにカクテルピッチャーの22mmバルカンがびんかんバニーMS1の足もとを掃射する。
タクスが牽制のつもりで1連射したのだ。
「殺さなければいいのですね?ならばっ!!」
サクラがヤークト・シャーマンの戦闘室から上半身を出すと、リモコンスパナを投げた!
ごん!
狙い違わずびんかんバニーMS1の額を直撃!
気絶したらしく、彼女はその場に倒れた。
「やったわ!」
「うっしゃぁ!」
ボドーが、倒れたびんかんバニーMS1を素早く縛りあげた。
「いよっしゃあ!一丁上がりぃ!」
ボドーが叫び、縛り上げたびんかんバニーMS1を肩に担いで運んできた。
「どうするの?殺すの?」
グレイスが何気ない口調で質問するが、
「いや、こっちに乗せておこう。さーてと・・・」
タクスたちは、気絶したびんかんバニーMS1をカクテルピッチャーに乗せた。
その後、レーザーミミズ3匹と2度遭遇したが、22mmバルカンの前には鎧袖一触だった。

程なくして、彼らは街にたどり着いた。
一応、街の入り口には警備兵がいた。
「よう、あんたらどこから来たんだ?ここはマナって街だ。」
「俺達はアルケミーから来た。」
そして全員の名前と来訪目的を告げると、
「まあ入んな。」
警備兵は検問を張っているというほどではないらしく簡単に通してくれた。

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