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METAL・MAX―征服の進軍―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―征服の進軍― 5

タクスは粘るのは時間の無駄だと判断して荷物を纏めた。
開け放たれたドアから外に出るとコメカミに銃口が押し付けられた。
「メキドの炎は届かなかったけど、酸の霧ならいかがかしら?」
さっきの女信者がタクスに酸鉄砲を突きつけていた。
「おいおい・・酸鉄ぽ・・・なぁりゃ!」
脅えて答えを返すフリをして咄嗟に酸鉄砲と手首をつかみ投げる。
暴れ修道女はグリップをしっかり握っていたから、背負い投げに近い形で自らも投げられてしまい・・。
どさっ!
がしゃっ!からからかーん!
落下の衝撃で手放した酸鉄砲だけが遠くへ飛んでいった。
すかさず彼女の背中に馬乗りになり、両腕を縛り上げる。
「全く危ねえ女だぜ・・・・・・よく見ると割りと可愛い顔してるってのにな。」
「畜生!神を恐れぬ卑劣漢め!」
「立場わかって言ってるか?」
「あいたたた!!」
タクスは彼女の背中に乗ったまま、縛り上げられた手首を強引に曲げる。
「神がいようといまいと、俺の征途を邪魔する奴には相応の報いをくれてやる。来い!」
縛り上げたこのイカレ修道女を立たせ、後頭部にAK47を突きつけて歩かせる。
「どこへ行こうってのよ!」
「俺の家だ。毎度毎度勧誘活動も疲れただろう。それに俺も旅から戻ったばかりで疲れてるんだ。2人でリフレッシュと行こうじゃないか。」
家といってもあばら家だ。
鍵は一応かかるが、出来ることは食う寝るだけで貴重品など置いて置けない。
そう、寝ることが出来ればそれでいい。
「わ、私は神に仕える者だぞ!それに手を出すことは神への冒涜だ!!」
スプリングが悲鳴を上げるベッドにイカレ修道女を投げ込む。
あきらめの悪い女だ。
「神は言った。産めよ増やせよ地に栄えよ。
禁欲こそ神への冒涜だぞ」
俺は鍵を掛けるとズボンを残して服を脱ぐ。
「ばっ!信仰が違うだろ邪教徒め!」
「神なら信じてるぜ。死神をね。」
ベッドの上で丘に打ち上げられた魚のようにびちビチと暴れる修道女を抑えるとローブを捲り上げた。
「あん?」
「ふふん」
間抜けな声を上げた俺とは対照的に修道女は勝ち誇ったように鼻で笑う。
修道女は鍵着きの下着、貞操帯を着けていた。
「お前のような下賎な奴に神へ捧げる純潔を守る(云々)…」
得意そうに語り続けるのを余所に俺はキーピックを取り出す。
「キーハッカーって本当にあるのかな?」
呟きながら鍵穴をいじくる。
カチャカチャっぴーん!
「うそ〜!!?いっいや〜!!!」

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