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METAL・MAX―征服の進軍―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―征服の進軍― 37

いい女を連れている為に、さらに注目されながら状況を楽しんでいる4人。
「ははは、折角大金が入ったんだ。記念に騒ぐんだ。見られるくらいかまわんさ。」
タクスは嬉しくて仕方ないといった口調で言った。
「さーてと、盛大にやろうぜ!」
「おお!」
「ええ!」
「はい!」
その言葉とともに、タクス達4人は目の前のご馳走を次々に食べだした。
さらに、近くにいたウェイトレスの娘に追加注文も出したりする。
「姉ちゃん、エンドルフィズをもう2杯くれ。」
「かしこまりました。マスター、エンドルフィズ2杯お願いしまーす。」
こうして楽しい宴が過ぎてゆく。
「それにしてもグレイスさん、凄い暴れっぷりだったな。マツチヨをビシバシ斬り裂いてたじゃねえか。」
「へへー。この斬奸刀って、すごく切れ味いいんだよ。まるで薄紙を斬る様にスパスパ斬れたもの。」
自慢気にグレイスが応じる。今回マツチヨに最大のダメージを与えたのは間違いなく彼女だ。
「だな。ライフルやショットガンじゃ、あいつには勝てなかったろうな。サクラのAPFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)でも何とか脳にある程度のダメージを与えただけだったもんな。」
とタクスが続けた。
「タクスの旦那が助けてくれなかったら、マジ死ぬトコだったぜ。タコタンクなら機銃弾ばらまいて殺せるし、軟体キャノンでも対戦車ロケット弾か何かありゃ片付くが、あいつの皮膚はそんなのとは比べ物にもならねえ。いやー、生きてるってのは素晴らしいぜ。改めて言わせてもらう。助けてくれて本当にありがとう。一生恩に着るぜ。」
満面に笑みを浮かべて上機嫌にボドーが言った。
楽しくしゃべる間にも、テーブルの上の料理はどんどん減っていった。
明日をも知れぬ命。贅沢できる時には贅沢するのがハンターたちの流儀だ。
こうして、彼らの楽しい夕べは過ぎ去ってゆき、4人は一晩ゆっくり眠った。

翌朝。松の間だけあって良質の食事が出た。全員、洗濯を終えた元の服を着て食堂に降りる。
そして楽しく食べ終えると。
「うーん。美味かった。さーてと、準備だな・・・。」
「はい。すぐにも戦車の整備をしないと。」
タクスとサクラで、ヤークト・シャーマンの点検整備にとりかかる。
各部の調整、装甲タイルと砲弾と燃料の補充・・・。
そのさなかにボドーとグレイスがやってきた。
「おう、いい話を聞きこんできたぜ。スケルトン13、実際には俺達が昨日探し回ったあたりよりもやや東に出現することが多いらしいぜ。」
「さーてと、、じゃまずスケルトン13に消えてもらうか。」
「はい!」
「はい!」
「おう!」
3人が返事する。こうして、4人でのスケルトン13探しが始まった。

そして、街の東方での捜索が始まった。

キュラキュラ・・・・
走行音を奏でながら、ヤークト・シャーマンがゆっくりと走る。整備を終えたエンジンは快調な爆音を立てて車体を走らせていた。

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