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METAL・MAX―征服の進軍―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―征服の進軍― 35

「本当か!ありがてえ!このボドー、銃器の扱いにゃ自信がある。大暴れしてやるぜ!」
分解状態のミニバルカンの動力部を掲げてボドーが力強く言った。
「よし決まりだ。よろしくな。」
タクスが右手を出す。ボドーも右手を出し、力強く握手を交わした。
「ところで、シャワーですけど、ボドーさんの番ですよ。」
サクラの言葉にうなずくボドー。
「じゃ、早速一浴びしてくるぜ。」
言うとミニバルカンの部品を一か所に集めて、シャワールームへ行った。
まもなくボドーがガウン姿になって戻ってきた。墨だらけの戦闘服は洗濯に出されたのだ。
「ふぅ、お待たせ。サクラさん、あんたの番だぜ。」
そう言うとボドーは分解したミニバルカンの洗浄作業を再開した。
「結構派手にやってくれたぜ。」
ブラシで磨きながらつぶやく。
そうしてしばらく待っていると、サクラが出てきた。こちらも眼鏡にガウンといういでたちだが、大きな胸のせいで谷間が見えている。
「ああーっ。すっきり。」
「さーてと・・・行ってきますか。」
最後にタクスがシャワーを浴びに行った。
その間にボドーはミニバルカンを洗い終え、再度組み立てたところだった。

タクスもガウン姿で戻ってきて、4人はのんびりしていた。夕食までまだ少し時間があるという時の谷間。
「なあ、次はどうするんだ?」
とボドー。
「こいつらを殺るつもりだ。」
タクスが賞金首ポスターの束を渡した。
「へえ・・・。カクテルピッチャーとスケルトン13、それにサイレンスツーカに坊主メカ錯乱・・・。ずいぶん豪勢だな。」
「俺たちとしては、カクテルピッチャーをまず倒したいと思ってる。」
「でも探し回ってたらマツチヨが出てきたのよ。」
と、グレイスが一言。
「その前には軟体キャノンやタコタンクら有象無象だらけだった。カクテルピッチャーとスケルトン13はこのあたりに棲みついてるって聞いてきたが、見つからなかった、とりあえず一度戻るか・・・と思ったら、マツチヨがでてきてあんたの悲鳴を聞きつけたってわけさ。」
と、タクス。
「明日は朝一番でヤークト・シャーマンを整備補給して、もう一度廻りたいです。お金も貯めたいですし、賞金首を早く倒したいです。」
とサクラ。
「ところで、カクテルピッチャーだが、こいつは極力捕獲する方向で臨むのでそのつもりでいてくれ。俺たちは自前の戦車が欲しいからな。」
ボドーに、タクスはそう言った。
「おう、了解だ。やっぱしクルマがなけりゃあ、始まらねえぜ。」
「使えそうなヴィークルなら、戦車だろうとトレーラートラックだろうと、極力捕獲するつもりで行く。と言ってもこのあたりにはヴィークルタイプの雑魚はいないみたいだけどな。クルマが無いと、空を飛ぶサイレンヤーボとの戦いはできそうにない。クルマ手に入れたら、何か対空武装も買わないとな。」

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