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METAL・MAX―征服の進軍―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―征服の進軍― 19

「さーてと・・。ところで、サクラさんは何か武器要るか?」
「いえ、私はこれがありますから。」
取り出したのはリモコンスパナ。メカニック御用達の武器で、パーツ破壊効果もある奴だ。
「なるほどな。それなら大丈夫だろう。」
「ところで砂塵十字会倒す作戦はどうする?俺としちゃ速戦速攻で、今すぐにも潰しに行きたいところだが。何か意見はあるか?」
「私は賛成。私が死んでないってバレたら殺しにくるはずだし、それなら先に殺しておいた方が。」
と、グレイスが言った。自分の命がかかっているだけに先手必勝で何とかしたいらしい。
サクラも静かに言った。
「私も、倒すなら倒しやすい相手から倒した方がいいと思います。幸い、砂塵十字会はこの街に本拠を置いていますから、その気になれば今すぐにも攻めていけると思います。」
そこにオヤジも口を出した。
「あの教団、何かと悪い噂を聞く。あいつらが現れてから客足が1割減りやがった。」
「なら・・・決まりだな。」
「ええ。」
「はい。」
こうして、すぐにも砂塵十字会を攻撃することになった。
利害の一致からかオヤジに手榴弾とニトロビールを安く売ってもらった。
DDパイナップルも一人につき2個ずつ。
虎の子とも呼べる濃縮メチルは売ってなく、自分が持ってる分しかない。
レンタル戦車は店の前に置いてきて砂塵十字会施設前で俺達は手榴弾の安全ピンを抜くと宣戦布告とばかりに入口に向かって一斉に投げた。
辺りに爆音が轟く。
爆発で解放された入口に進みながら新たに取り出した手榴弾のピンを抜くと飛び出してくる信者に投げつけると文字通り空にぶっ飛ぶ。
普段なら1部屋づつ物色していくがグレイスが大まかな道案内をするので関係のない部屋には入らない。
そして雑魚とも呼べる信者を一々相手にするのも時間と弾の無駄なので部屋から飛び出してくる奴らは部屋ごと手榴弾でぶっ飛ばし、通路はニトロビールの火炎で遮断する。
こういう組織は兎に角邪魔されず頭をぶっ潰せば烏合の衆になるだろう。
タクスを中心に、右側をサクラが、左側をグレイスが、得物をふるいながら駆けてゆく。
手榴弾で討ち洩らした敵がある者はリモコンスパナで頭を割られ、またある者は奥から飛び出してきた所をタクスに即AK47で撃ち倒され、グレイスの顔を見知っている者は、死んだ筈だと驚きながら挑みかかったが斬奸刀で首を刎ねられて転がっている。
そうしているうちに、礼拝堂にたどり着く。
扉を開いたとたんに撃たれる危険が高いので、扉を開けるやいなやDDパイナップル2つを放り込む。
ドゴオン!
爆発直後に3人は飛び込んだ。

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