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METAL・MAX―新たな軌跡―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―新たな軌跡― 98

…続いて迷彩シャツ、ブラまで外し…ぷるんぷるん言わせながら何食わぬ顔で警戒を続けた。

他のアンドロイドも同様で…ノエルの位置からは見えないが、ハーフトラックの荷台に全裸で寝そべり、甲羅干しをしてる奴まで出てくる始末…。

BSコントローラーと戦車CPUの併用でマリリンシリーズの項目を検索。

普通は首の後ろに付いたコネクターに電源を繋いで充電するのだが…野外では日光浴で光充電…。

ツェットの挙動不審が理解出来た…知らない人が見たらヌーディストの群れか、なんかの撮影かと勘違いするだろう…。

非常呼集で、充電が不十分な機体ばかりだったのだろうが…若いハンターの回線から、変な息使いと摩擦音が聞こえてくるくらいだ。
念の為、ツェットに警告する。

「360゜おっぱい…見るなとは言わないけど…オカズにしたらチ〇コもぐわよ?…ぷつっ」

インカムを切り、煙草を揉み消すと…クローン米おにぎりの真空パックを噛み千切りカブリつく(梅…らしき味)。
黒騎士からの指示…というか野戦の常識だが食える内に食う…一日何食にも分けたりする事になり…不健康この上ないが…下手すりゃトイレも車内でビニール袋…。

駆け出しハンターが…オートドライブ付きのクルマを持ってるにも関わらず、ピクニック気分で鍋つついてる最中モンスターや野盗の襲撃で全滅など珍しくない。

ここに居る全員…レベルこそ高くないがその辺わきまえている。
隣の06型も生体部品(電脳と体液程度だが)維持の為…ゼリー飲料(破滅的かつお気楽な未来世紀で一番安くて不味い携行食)をすすりながら警戒を続けていた。

機械ヌーディスト達も充電を終えた順に野戦服姿に戻る。
光充電だと半日かけてフル充電、丸一日は徒歩行軍と戦闘の繰り返し可能な計算だそうな。
こうして移動にクルマを使えば負担は減るし、無論日常生活なら一週間は持つ。
凄い話だが、近未来カスタム戦車に乗ったハンター、メカニックや気合いの入ったソルジャーに比べて総合的に見れば稼働時間は短い…。

黒騎士のとっつぁんも編成に頭を抱えた事だろう。
大体の計算では両者強行軍で…ハンター一行は明日の昼、人狩り集団は真夜中に工場地帯に到着…。

時間や人狩りの移動に多少の変化が出ても…偵察を出した上で十分?な準備と睡眠は確保出来る。
夜襲をかけるにしても寝不足&バッテリー切れでは洒落にならない。

…ここに約一名…寝不足と無縁の男…。

「いや…皆、朝早すぎるって。」
彼もまた、ハンターオフィスの招集メールを見て来たのだが…誰も居ない…つーか昼。

町外れの満タンサービス(セルフ)で装甲バイクに給油、給弾を終えると…ゴーグルからケーブルを伸ばし、腰のポーチに納まった電子機器と、バイクのCPUに接続…普段は盲目をカバーするに過ぎない超音波ゴーグルに、より事細かな情報が投影された…。

「轍の接地圧からして…重戦車三輌…残り七輌は軽と装輪…人数はロボ含めて…。」
お寝坊さんだが技術は一流。


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