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METAL・MAX―新たな軌跡―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―新たな軌跡― 91

…そんな感じでヤる事ヤッて…

…後始末を済ませ、皮膚の張り替えやフレーム修正にかかった。子分A不良メカニックのゴンボと子分B不良ソルジャーのジャガは、作業しながらも…ちょっと気不味そうだ。

喧嘩からエッチまでの汎用ロボとは言え…やっぱ親分の愛人?とヤッちゃったのは気がひけた。

それを見透かしたかのように…
「気に病む暇があるなら…手を動かしなさい?」
「へ…へ〜い!?」
ゴンボがプログラム入力、ジャガは武器の整備と改良。

ゴボウとジャガ芋の凸凹コンビだが、ベルナルドの優秀な子分だ。

メカニックがクルマやコンピュータを含めた機械全般の技術者なら、ソルジャーは戦士であると同時に銃工や刀匠としての才覚を持つ…。
そこらでスカウトしたちんぴら、他の子分達には出来ない芸当だ。

ベルナルド自身も名の売れたハンターだったが、一味が大きくなるにつれてギャング化…。
現在、街から離れた軍事施設跡地を根城に構え…ちんぴら共を集めて街で悪さを働いたり、賞金の横取りや違法アイテムの売買…。
不良ハンターの生活は大体こんなモンだ。

「ゴンボ、格闘プログラムD(電熱刃スカート)はノーマルに…浮いた容量を格闘プログラムAに回して。」
「へ〜い!!」
慌ただしくタイピングするゴンボ。

「ジャガ、空薬夾のリロードが終わったらシモノフ対戦車の増加マガジンを…。」
「へ、へ〜い!!」
手頃な材料を見繕い旋盤に向かうジャガ。

…気のせいか…ジャネットは苛立っているような?雰囲気でソファにふんぞり返っていた…。

「最近…メイドさん、怖くない?」
「い…いっそあの小僧んとこに引き渡しちゃう?」
仕事の合間、顔を見会わせる子分A、B。

そのときツェットは
「ヘックシ!ヴェクショ!ハックシ!!」
ナイフを握ったままクシャミを連発していた
反対の手で作業帽を口にあててクシャミを抑えようとするが止まらない
目の前ではノエルが俎板ステーキにこれでもかと肉の赤みが隠れるほど香辛料を振りかけていた
「ツェット君、食事の時は静かにしなさい」
「ご、ごめんなさい…ブクシュ!ベシュ!」
ノエルの理不尽な注意に素直に謝ってしまうツェット
肉をユッケ状にして香辛料の固まりを平気で口にしている人に言い返しても勝てる気がしなかった
ノエルの味覚は普通だが、極度のストレスに極端に刺激があるものが欲しくなっていた
半分くらい平らげた所で背後からチンピラ風ハンターがノエルにナンパしてきた
(あわわ…どうしよう)
ツェットはハンターに自分の存在を無視されたことより、ノエルが暴走してこのハンターをボコボコにするのではと気が気でなかった
チンピラハンターに振り向いたノエルの顔は香辛料の刺激で涙腺が緩み、口は腫れかかり、目は潤み、唇は赤くぷっくりしていた
(お、ナリはチッコイけど結構上玉だ)

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