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METAL・MAX―新たな軌跡―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―新たな軌跡― 80

「こうでなくっちゃなぁ(ばいんばいん)!?ア〜ッハッハッハッ!!アディオスアミーゴ!!」
…畜生…勝手な事ばっか…
…フェイドアウト…
何故か入れ替わりにジャネットの姿が…ヒビ割れたモニターに!?

「はっ!?…え…!?」
両脚に装着した三連ランチャーから、東側規格の40mmが噴射炎と共に爆発する度、壊れかけのモニターがフラッシュする…。

「おぉ…騎兵隊のお出ましかっ!!」
安堵に筋肉おっぱいを撫で下ろす姉者。
兄者と弟も準備を終え、ノエルの肩を叩く。

…が当〜然っ!ノエルはガッカリだ…。

「はぁ騎兵隊どころか商売敵よ…また賞金かっさらう気ね…。」
「よ…良く判らんが…この隙に括路をひらくぞ!!」
ノエルが落胆、姉者が吠える傍らで…。

「あの人が僕の死神…僕の…気持ちを…裏切ったのか…。」
何かに取り憑かれた様に呟くツェットに気付かず、じたんだ踏むノエル…。
「本物の騎兵隊は何処行ったのよぉお!?」


…ここは地の果て流されて…今日もさすらい涙も枯れる…砂漠のど真ん中…(べんべん)

.50ライフルと37mmランチャー装備…装甲バイクの傍ら…一人の男が途方に暮れていた…。

「うんうん…方角が分からない時は天測で…あ、昼か。」

…あ、昼か…ぢゃねぇよコラ!?
「ハンター協会の寄越した地図もサッパリだし…。」
盲目の為、超音波サングラスにBSコントローラーとコネクタを繋ぎ、座標と方角を確認していた…。

彼の名はブレード、凄腕でイケメンでおっちょこちょいな剣士…。
「うるせぇ!!」
あぁん?(ぎろ)

「…しょぼ〜ん…すんまっせぇ〜ん…。」
ノエルがハンター協会に要請した仲間…ソルジャーだが、寝坊した上に…協会に問い合せて慌てて合流しようとしたものの砂漠で迷子…。

キャデラックに乗ったアフロとボインの親切な旅人が代用ガソリンとノンアルコールのビールを分けてくれなければ干物になってた所だ…。
時速140マイルに加速した辺りで不自然に消えたが…まぁ置いとこう(え?)…どーすんだよっ!?

「よし。」
真剣な面立ちのブレードは…旧日本軍戦車の装甲板の良いとこ削り出し、あのドンパチの後仕立て直した刀…菊一文字を鞘ごと剣帯から外し、ぽふっ…と砂漠に立て…倒れた方角をやたら誇らしげに指差す。

そして鼻唄混じりに菊一文字の砂を馬鹿丁寧に払い…剣帯に戻した。

「今も世ん中荒れ放題…どっちもどっちも敵だらけぇ!どっちもどっちもぉ!どっちもどっちもどっちもどっちもぉ…ワァオォ〜!!」
ノンアルコールを一気にあおり、糧を求めて砂漠を行くブレード…であった…(逝ッテヨシ)。


…ハイ!カメラ戻してぇ!…その頃、ゴミ処理場…
「撃ち尽した…今でありますウキィ!!」
勇猛果敢なサルモネラ軍曹が先頭に兵卒達が銃撃しながら続き…メイドに突撃をかける…が。

「グレネード残弾なし…武器換装。」
ジャネットは、牽引ワイヤーを二つ抱えていた…。
そのひとつを引き寄せる。

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