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METAL・MAX―新たな軌跡―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―新たな軌跡― 77

「もう少し待ってください。今、外部への隔壁の操作を…これが終われば戦車が中に入れます」
「そう焦るな」
「焦るなって、登録しなければ満足に施設内を歩けないのよ!?」
「登録をしなければイベントは進行しないだろう」「うむ。姉者の言う通り」
「そうだな。だったらここで装備を整えなおそう」
三人はどっかり床に腰を下ろし道具を広げて装備等の補充を始めた
「イベントって…。どうしてネタバラシみたいな会話をするかなこの人達は
ツェット君。君も今のうちに点検しなさい」
「でも、コンピューターが…」
「後は自動的に終わるでしょ」
「はい…」(ノエルさんもどっこいだよ)
ツェットはノエルが座り込む横に習って座り込み、五人は装備を整えだした
「ノエルさん、弾は…」
「FNハイパワーは二種類の弾倉を用意して
ライフルは全弾鉄鋼弾。生身の敵は並んでるところを狙うのよ」
「はい」
少し離れた道具に手を伸ばすノエルは服がへばりつくのに気になった
シャツの胸元を伸ばすとハタハタと扇いで見ると乾きかけの汗特有の匂いが顔に上がってきた
しかも塩が噴いて動くと摩擦が強い違和感を生み出す
(うわ、着替えたい。できたら水浴びしたいよ)
部屋は見渡すも無く水が無いのは分かってる
予備の服は既に着替えてる
「ハァ」っと溜息を付きながら汗の乾いた胸元を覗き込む
それに釣られて三つの視線も入り込んできた
ハっとして顔を上げるとツェットと兄弟の視線が合った
「随分と大胆な娘だな」
「うむ。着てる服からして大胆じゃ」
「う〜ん、お姉さんの方がもっと凄いと思います」
男三人がモショモショと猥談めいた話をしながら手は休めていなかった
「あ・はは。今日は激しい戦いになりそうだから動きやすく…ね。いつもはもっとこう」
「しかし、それでも動き辛いだろう。私の予備を貸してやろうか?」
ノエルとツェットの頭の中に鉄のビキニ姿のノエルが浮かぶ
「いいかも…」
「でもノエルさんにはブカブカ…」
すこ〜ん!
ノエルの拳骨がツェットの側頭をすった
ビキニの隙間から覗くノエルの小振りなオッパイの妄想がかき消された
「だったら最近まで使ってたハイレグアーマーもあるぞ」
「しかしそれは姉者の体形に伸びてるんじゃないか?」
「おう。そのせいで装備屋に姉者の防具を買い取ってもらえなかったはずじゃ」
さらにツェットの妄想が膨らむ
「そ、そう言えばあなた達兄弟は兄者と姉者って呼び合ってるけど…」
何とか話題を変えようと疑問をぶつけた

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