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METAL・MAX―新たな軌跡―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―新たな軌跡― 76

ランボー弓矢&ナイフに鉄ビキニ姿の姉者…。
とりあえず本来の装備を取り戻した女ハンター…姉者はノエルにCOPデリンジャーを返す。銃よりパチンコを選んだのはその為か…常人には引けない位の剛弓だ。

見たまんま蛮族、唯一筋肉メカニック…弟は文明の臭いこそするが似たり寄ったりだ。
「コントロール室はこの先じゃ!中の敵は片付けた!!」
ショットガンに給弾しながらツェットに叫ぶ弟。
10ゲージ弾を摘む指はメカ職人のそれだが…多分、コンピュータは苦手なのだろう。制圧したはいいが操作が解らなかったらしい。


「後ろお願い!ツェット君続いて」
兄弟の脇を抜けてコントロール室に走る
途中モンスターに出会うが、零距離でマグナムを撃ち込む
コントロール室に滑り込むと管理パネルを探し出す
所々赤いランプが点滅している
「私は消化装置を動かすからツェット君は防衛装置を起動させて!
あの三人がいるからこのエリアの防衛レベルは落として」
「何で!?」
「認識作業してないでしょ!」
「ああ!」
「ああ!って…あんたね」
二人はパチパチとスイッチを弾きダイアルを回す
『ロッカールームその周辺に活動中の物体…』
電子音声の警告を遮りノエルは実行ボタンを連打する
ロッカールームと指定された区域の隔壁が閉鎖される不燃性消化ガスが充填される
燃焼ガスが無くなった部屋は鎮火する
それと同時にそこにいたモンスター達も沈黙していった(一部のモンスターを除く)
「他にハンターはいなかったでしょうか?」
「散々警報が鳴っていたはずよ
それにガスマスクが至る所に設置されてるわ
もし、マスクに異常があったりしたらそれは施設側の責任よ」
パネルから火災を告げるランプが消えていった
廊下では筋肉ファミリー達の激しい攻防戦が続いてる
その音はパネルを操作するノエル達の耳にも届く
サル達やモンスター達の悲鳴
床や壁、天井が抉られ爆発する音
「…?!チョットちょっとストープ!!」
ノエルは慌てて廊下に飛び出し姉者わ羽交い締めにする
「な!馬鹿!危ない、何をする!?」
「防衛装置まで壊さないで!一旦みんなコントロール室に後退して!」
攻撃してくるものはみんな敵
それがこの筋肉ファミリーの考え方らしい
ほっといたら自分を守るはずの防衛装置まで壊されてしまう
兎に角、こいつ等の登録を済ませないと
三人をコントロール室に引っ張りこむと、ノエルは扉を閉め、ロックをかける
猿達が扉を開けろとドンドン叩く向こうで迎撃装置が唸りを上げてばら撒かれた鉛球に悲鳴を上げる
扉の向こうは騒がしいが扉を叩く音は無くなり、猿と迎撃装置の戦闘が始まったらしい
部屋の中には迎撃装置は無いわね
「今のうちよ。早く登録をして!」

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