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METAL・MAX―新たな軌跡―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―新たな軌跡― 70

ノエルは意を決してパンツとズボンを脱ぎ捨て、道具袋からデニムの短パンを取り出すと直に履く
ピチピチの短パンにお尻の形がパンパンに浮き上がり、前の方は心なし食い込んで見える
「うーん、下着がないと落ち着かないよ」
履き心地を確かめながらムッチリした短パン姿でお尻をさすりながらモジモジするノエルの姿にツェットはズボンの前にテントを張らせた
「それにしても、この部屋はお猿サンのロッカールームになってたのね」
ノエルはサスペンダー付きの弾帯を装着して、装備の位置を調整しながら部屋を見回しポーチから数個の小瓶を取り出す
「だったらいいわね」
一人了解するノエルの背後でツェットは顔に?を浮かべる
先程のサルのロッカーを開ける
かき回された悪臭に目眩を起こし、慌ててガスマスクを着ける
荷物上に小瓶の粉末を撒き、上に薄手の雑誌を敷く
空き缶に別の小瓶の液体を注ぐと如何にも危険な煙りが溢れ出し、それを雑誌の上に置いた
「即席発火装置の出来上がり〜♪」
ドアを閉めて数歩離れるとマスクを外す
「よし、これで十分から二十分でここから火がでるわ」
ノエルは依頼人から渡されたマップを確認してから再び前進…。

「ノエルさん?火の手が出たら依頼人に文句言われません?」
ツェットは着剣ライフルを腰の高さで構え、警戒しつつノエルに続く…。
「警戒システムは健在…自動消火が効くわ。」

…ただし同時に、防犯システム…最悪自動機銃(ゴミ処理場とは言えこんな時代だ)も生きている…IDを必要とする場所は通れない理屈だ…。

「せめて下士官クラス(を名乗るサル)を絞め上げる何かしないとね。」
下っ端はやり過ごすか、銃声を立てずにポイするか…である。

通路で稀に雑魚モンスターに出くわすも、速やかに始末する
銃を撃ちそうになるツェットを制してナイフ等の肉弾戦で仕留めるのにノエルは苦労する
(これが終わったらサイレンサー付けられる銃を見繕わなきゃ)
雑魚に出くわすもサルモネラ系に会うことは無い
「変ですね」
ツェットの漏らす言葉にノエルは無言で頷く
(もう私達のことに気付かれた…訳じゃなさそうだけど)
空いてる部屋を見つけると中から使えそうな物を探し出すが、鍵の類は見つからなかった

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