METAL・MAX―新たな軌跡― 69
ふぅー・ふぅー
サルの自慰の音以外にロッカーの中に満ちる荒い音
それはノエルに顔を胸に押し付けられてるツェットの興奮した息だった
サルのオナニーに影響され自分の状況を再認識させられすっかり興奮していた
勃起を隠そうと腰を引くと腰周りの装備がロッカーを叩くので動けない
仕方なしに動かないでいるが、布越しのノエルの太股にさらに興奮して無意識に腰が微かに動いてしまう
(ツェット君って結構ケダモノかも〜〈汗〉)
荒い鼻息を隠そうと胸に抱き寄せてるツェットの頭
胸に何かがもぞもぞと当たる
服越しにツェットが胸を舐めていた
(そんな所を舐めても砂埃と機械油の味しかしないのに)
しかしツェットにはその下から上がってくるノエルの体臭と汗ばみを感じ取っていた
涎が服に染み渡り、ジプジプと吸い上げる音が出てくる
(やば、やば!ちょっとバレルってツェット君!!)
声も出せず、張り倒すこともできないノエル
(もう、こうなったら)
ノエルは空いてる片手で自分とツェットのズボンを下ろす
そして貧相ながらビキビキにいきり立つツェットのペニスを自分の股で挟む
「…!」
声を上げようとするがノエルに頭を抑えられ、胸にかき消される
汗でしっとり濡れるパンツとムチムチのノエルの太股に挟まれるツェットのペニス
内股を擦り合わせる動きにツェットはあっさり昇天した
大量の精液がノエルのパンツと内股を汚すだけで止まらず、伝い落ちた精液はずり下ろしたズボンも汚していた
「ふひゅ〜、ふひゅ〜」
時同じくサルも射精していた
精液を受け止めた紙を丸めると、自分のではないロッカーのノブに押し込む
「由緒正しい伝統行事〜♪」
さらに、ロッカーの上には読み終わったエロ本を乗せる
「そして、申し送り物品〜!」
サルはすっきりした顔をして部屋を出て行くと、ノエル達は雪崩のようにロッカーから崩れ出てきた
「はあ・はあ、あ〜狭かった」
二人はズボンを膝にかけたままの格好でまともに動けなかった
ノエルはチラリとツェットを見る
ツェットは興奮は落ち着いたものの、いまだペニスは収まらないようだ
「ツェット君、早くそれを仕舞いなさいね」
「は、はい…」
自分の行為を恥ずかしがってるのか、この後の展開を期待していたのか、ツェットはもどかしげにハンカチで後始末をする
ノエルは自分の状態を確認する
ツェットの精液はじっとりとパンツとズボンに染み込み、とても拭きとっても履けるものではない
「うーむ」