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METAL・MAX―新たな軌跡―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―新たな軌跡― 15

「絶壁から落ちる寸前。潰れる寸前
これが引き金落ちる寸前だ
引き金を引かれる間に狙いを定めても引ききるまでに相手は動く
定まった照準から動く間を与えるな」
ガンマンはそこからさらに人差し指を引くとノエルの体が撃鉄に叩かれたように跳ね上がる
「肩の力を抜け
呼吸は吸い過ぎるな。浅く、長く
息をすれば体が膨張・縮小する
体がブレるなら軽く止めろ
が、五秒以上止めるな。
当たらない時は当たらない
外して言い訳するなら撃つな」
ガンマンの体の熱さと見えない銃に高揚した体が見えない弾丸を撃ったのに軽い絶頂を感じた
「タイミングは自分で覚えろ
戦場が教えてくれる
嬢ちゃんは…」
「ノエル…」
「ん?」
「嬢ちゃんじゃなくてノエル!ノ・エ・ル!」
「ノエルはそれまで引き金を物にしろ」
「ねえ」
ノエルは包まれている手を解く
「なんだ?」
ガンマンは教わる側の態度に少し苛立つ
「こんなに固くなって微妙な引き金を感じられるの?」
今度はノエルの手がガンマンの手を包み、指をなで上げた
決して将来の自分の手を心配してるのではなく、今のガンマンを心配しているのを感じ、ガンマンの苛立ちは水に沈み行く砂糖の様に消えていった
「ああ、かえって固い方が敏感だ
銃みたいに固いものの集まりだけでなく、生身に対してもだ」
ガンマンの指がなで上げるノエルの指を捕まえる「柔らかくてプニプニだが、使い込んで芯がしっかりしてるのもよくわかる」
人差し指を撫でる
「関節で引くな。指の腹で場所を決めてそこで引くんだ」
ノエルは人差し指をガンマンの指に引っかける
「違う。関節を曲げるのでも、引っ張るのでもない
絞り込め」
「絞る…」
「だからって捻ってどうする」ガンマンに思わず笑いが漏れる「パン生地を絞り切る様に、クリームを絞り出す様に…」
ガンマンはノエルの指を引き返す
「引くんじゃなくて絞る…」
「身近なのは自分の胸を揉んでみろ
握るんじゃなくて絞る様に揉み上げろ」
「オッパイを…」
ガンマンはノエルの手を引き寄せ、かさつく唇でキスをする
「…あ」
今度は首筋にキスをして舌を滑らせる
熱い舌の愛撫にノエルの体はゾクゾクと震える
「ガン…マン」
ガンマンの指がノエル肌を滑る
触れる服は捲り上げ、ボタンを外し脱がしていく
服の間に潜り込んでいた砂が白いシーツに散らばる
日焼けを免れた白い肌が現れ、ブラジャーを捲り上げられるとオッパイがこぼれでる
ノエルは抵抗することなく脱がされていく
タコだらけの武骨な手が柔肌を滑る
「ここと…」「ひゃん」「ここ…」「ひぃっ」「ここもだな」
ガンマンの手が止まるとノエルの弱いポイントを攻める
性感帯じゃない所に隠れているツボも見つけだした
「なんで…そんな!やぁっああ!」
「固くなった指だからこそ見つけられたんだ」
自分でも気付かなかったポイントを重点に攻められ連続した絶頂を迎えて力が入らなくなる
「フフフ」
ガンマンは笑うと腕の中で崩れるノエルをベッドに横たえ、自分の服を脱ぎ出す

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