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METAL・MAX―新たな軌跡―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―新たな軌跡― 14

「俺のオゴリだ。遠慮なく飲め」
「なーに?アンタ。ナンパ?」
「見ない顔だと思ったらこの町の人じゃないのか
俺はオゴリ屋でな。ここに来る奴は大抵俺のオゴリを目当てで来てる」
後ろでは振舞われた酒を飲みながら「よ!オダイジン!」「ありがとよガンマン!」と声がする
「なーにそれ?自慢?」
「大勢で飲む酒が好きなだけだ」
ノエルにグラスを掲げてガンマンはあおった
モーローとしながらノエルはガンマンの手に目が釘付けになる
ノエルはガンマンの手を取り、開かせる
手には銃タコが沢山あった
「凄い手。鉄砲上手なの?」
「死なない為の秘訣だ」
「ねえ、私にも銃を教えてよ
負けたくない奴がいるの」
「そいつを殺すのか?」
「殺さない。自分を守れない。賞金も稼げないで馬鹿にされたくない」
ガンマンは少し考えると「マスター。こちらのお嬢さんにいつもの」と言うと、マスターは新しいグラスに酒を注いでノエルの前に出した
出されたお酒はテポドン。強いけど悪酔いする酒だ
「飲んだら教えてやるさ」
「本当?」
そういうとノエルはメタルクラッシャーとテポドンを一気に飲み干し、ガンマンは呆気に取られる
「さ、教えてちょう…だい…」
ノエルの乗り出す体がガンマンに向かって倒れるのをガンマンは受け止めた
「おいおい」
「あ〜う〜、じゅ〜う〜」
「分かった分かった」
ガンマンはノエルの肩を担ぐと階段を上がり、松の間に連れて行った
ベットに横たえられるノエル
ガンマンはガンベルトを外す
いつ用意されたのかわからない水差しから、ヌルい水をくむとノエルに飲ませた
「ガンマン…銃…」
「わかってる。あせるな」
ガンマンはベッドから身を起こしたノエルの後ろに回り、手を取る
「まずは自分が使う銃を知ることだ」
銃タコだらけの手でノエルに銃を持つ形を作らせ、その上から覆う
引き金を引く人差し指に自分の人差し指を添える
「引き金の奥にある物を感じろ。バネの軋みを感じるはずだ」
ガンマンの人差し指はゆっくり見えない引き金を引く
その奥にさらに鉄が鉄の上を引き擦られている
感じてるか?」
ガンマンのガサガサでガチガチの皮膚の上に盛り上がる銃タコに自分の手を操られドギマギするノエル
だが、その手に不思議な抵抗感を感じコクリと頷く
「よーし、滑る鉄が絶壁に追いつめられる
引き金をいつでもここまで引けるようになれ」
ガンマンは手の力を緩めるとノエルは全身の力が抜けた
「まだだ」
再びガンマンの人差し指がノエルに見えない引き金を引かせる
「今度は追いつめろ」
ノエルの鼓動がさらに高鳴る
「引き金がバネを追いつめる
追いつめた後ろに突起物がある
さらに追いつめろ
突起物がつぶれる寸前まで」

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