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METAL・MAX―新たな軌跡―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―新たな軌跡― 130

「フフフッイけないでしょ?まだイっちゃ駄目だよ」
「ああ、ああぁ!」
絶頂を迎えたいのに迎えられない苦しさにあげたツェットの男のものとは思えない嬌声をジャネットの耳はしっかりと捕らえていた。
情報処理機能は働いているのに未だ動けずにいるジャネット。さらに絡み合う二人に照準点を動かそうとすると過負荷が高まった。
「駄目っイかせたげないっ!ほら『僕は女の子にケツ掘られてヒィヒィ鳴いてるカマ野郎です』って言いなさいっ!?」
彼女の唇はそう読めた。
スコープ越し、探知されない最低限の集光でも…絡み付く二頭の蛇が如く彼の肛門に潜り込む指が、ノエルの上気した悪鬼の如き笑みが踊る。
いつの間にかジャネットの照準は『暗殺対象ツェット』から『捕獲対象ノエル』にロックオンされていた。
『何…その女?』
支配権プログラムと自律思考との相反で、ジャネットの電脳は激しいアラーム表示の羅列に埋め尽されていた。

『誰よ…その女!?』
ジャネット自身の支配権者に対する『命令の遵守』だけでなく…『公衆道徳』『基本的人権』『紳士淑女のマナー』『ロボット三原則』(但しどれも崩壊後基準)の第何項に反している…等。

アラームを一斉解除するも、警告の津波が電脳を支配する。
ノエルに命じられるまま卑猥な宣誓と共に矯声を上げるツェットを目の前に。
しかし警告表示の渦も、彼女の本音を隠す虚飾に過ぎない…根本にあるモノは、ジャネットの中に目覚めつつある感情…嫉妬、憎悪、そして愛と殺意との葛藤。
『殺してやる』
チープな夜のサスペンス劇場を思わせる悪意…罪深き断罪者…汝の名は女なり。

ノエルの左手はツェットの『ゾウさんの鼻』を引っ張りながら右手は拘束している弾帯に装着されたサブマシンガン用の弾納からサラミスティックを引っ張り出した。
サラミを自分でしゃぶると、ツェットをマングリならぬチングリ返しにする。
サラミをツェットの口に捻り込みペニスをしごきながらアナルに舌を這わせるとツェットは足をばたつかせるが、ノエルの怪しげな拘束術に固められた。

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