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METAL・MAX―新たな軌跡―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―新たな軌跡― 116

「12時の方向、ぶっぱなっシャーの群れだ!」
誰かがあげた声にそちらを向くと数台の戦車に混じって10台以上のぶっぱなっシャーの群が射出口をこちらに向けていた
人質を考慮して威力の低い装備で来た突入隊に打つ手はない
できるのは身を縮めて岩陰に隠れるか、無謀とも思える防御弾幕で飛来するミサイルを迎撃するくらいだった
「だからとっとと帰ろうって言ったのにぃ!」とそんなことを一言も言っていない追いはぎに夢中だったハンターが泣き声をあげる
「そこの対戦車型のアンドロイド!後退の支援をしろ!」
対戦車型はナターシャの命令に反応しないで回避行動を続けた
「おい!あのアンドロイドのマスターは誰が!?」
しかし誰も返事をしなかった
飛来する数多の砲弾を三枚卸に(信管と爆薬を分離)し爆発を阻止するブレイド
「援護は望めなくてもできるだけ食い止める。各自後退しろ」
格闘型7も小石を拾ってはツブテにして爆弾を迎撃していた
ナターシャはそれぞれのハンターが後退するのを確認しながらBSコントローラーに入力する。
「クソ!時間かかるし料金高いから嫌いだ!こんな時くらい役にたてよ!」
BSコントローラーによるBSレーザー
BSの中継衛生から大気圏外からのレーザーによる強力な支援攻撃。
しかし、入力から座標特定・照準・エネルギー充填・照射と時間かかる上、誰が請求しているのか高額な使用料が発生する。
昔はコードと使い方さえ解れば(つまり原作ゲームの時代は)タダでメギトの炎を落とせたらしいが、商売上手な天文学者の生き残りが目を付けたらしい…真偽の程は不明。
「なけなしだなぁ。」
ノエルは44マグナムの銃口に榴弾アタッチメント(架空)を取り付ける、実弾ないし空包で推進剤に点火するタイプだ…カンプピストルの出来損ない程度のオプションか。
視認出来る範囲のぶっぱなシャーに曲射弾道で撃ち込む…精度も射程もマトモなランチャーやバズーカには程遠い代物、それも対人用だ。

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