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METAL・MAX―新たな軌跡―
官能リレー小説 - 二次創作

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METAL・MAX―新たな軌跡― 113

『...し〜ん...』
一同沈黙
彼女の恐ろしさが敵にも伝わるといいのだが、敏感な年頃の人質達には確実にトラウマが残るだろう。
『待ってくれ...悪い大人の口車に乗っちまったんなら...目を醒まさせてやるのがスジってモンだろう?』
おおジェントルマン...命知らずのソルジャーが説得を申し出る。
...無線を通じて事件の模様が聞いて取れた。
『やぁキミ達!俺はパンツァー星から来たタンクレンジャーレッド...』
...お〜い...
何かの冗談か、子供をナメ切ってるとしか思えぬネゴシェーターだ。
...ばんばんばんっ...
そりゃ怒るよね。
「なあ」
「ん?」
ナターシャがノエルに問いかける
「あの子達は子供扱いされたのを怒っているのか?それとも夢を踏みにじられたのを怒っているのか?」
「う〜ん
ナターシャさん、どうして気になるの?」
「そろそろ…ね」
ノエルはナターシャのお腹を見てみる
「いや、まだ中にいない。近々種をいただこうと」
ナターシャの口の端が緩み
その時
ブル…!
「どうした黒騎士殿?」
「いや、何か悪寒が…」
黒騎士が悪寒に捕らわれている間、ナターシャは救出計画と共に、回復剤断ち計画を同時に考えていた
「う〜ん。食べ物の匂いで戦力を殺げないかな?」
「ただ留守番を任されているならまだしも、奴らの目の前では難しいだろう
下手な考えしか浮かばないなら強行で行く
スタングレネードのデュエットで行くぞ
音響を投げたらアンドロイドが出て奴らの目の前で閃光を投げさせ我らも続く
奴らに子供を撃たせる時間を与えるな」
そう言うとナターシャはポーチからありったけのスタングレネードを出した
「催涙剤じゃ駄目なのか?」
ゴツい男が聞いてくる
「子供のパニック乱射での同士討ちのなると怖いから。それに私達の突入が出来ないでしょ」
「なるほど」
ナターシャはアンドロイドに音響手榴弾を四つ渡すとブレイドが2つ摘み上げた
「何をする?」
「閃光なら俺には効かない。だったら出るしかないだろ」
「音はどうする?」
「ちょいと失礼」
ナターシャの問いにブレイドはノエルの胸ポケットに手を突っ込む
バチィ〜ン!
ノエルの平手打ちが炸裂
ブレイドの引いた手にはタバコの箱が摘まれていた
「煙草くらいでなにも殴ること…」
「どさくさに乳首こねるなぁ〜!」
「…ケチ」
「ケチじゃない!」
突入前だと言うのに緊張感がまるでない

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