姉貴 26
食事をすませてしばらくくつろいだ二人は,風呂に入ることにした。
「朱音の家の風呂ってほんと大きいよねえ。うらやましいなあ」
「確かにこれは自慢できるかな。ま,親のおかげだけどな♪」
服を脱ぎ,身体を洗って湯船につかる。部活で疲れた身体に湯が心地いい。
しばらくは他愛ない話をしながら温まっていた二人だったが,次第に互いの裸身を
見つめ合う時間が増えてきた。
「…触りたい…朱音…いい…?」
そう言うと薫は,そっと朱音の身体に手をのばしてきた。首筋から肩,二の腕あたりを
ゆっくりとなでる。そして,豊かなバストに狙いを定めて優しくタッチを始めた。
「ほんときれい・・・大好き・・・」
あくまでも優しく,それでいてしっかりとした薫の愛撫。次第に朱音は我慢ができなくなって
いった。
「あ・・・そんなことされたら・・・たまんな・・・く・・・なって・・・」
もう限界だ。朱音は薫の愛撫を遮るように薫の方に向き直ると、激しく抱きしめて唇を奪った。
激しく舌を絡める情熱的なキスを続けながら、薫の華奢だがしっかりした身体をまさぐる。ほどよい弾力のヒップをもみしだき、その割れ目から指を這わせていくと、ぬるりとした感触が指先を包んだ。